特許
J-GLOBAL ID:201303046483824546

金属ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 喜平 ,  田中 有子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-091197
特許番号:特許第5162038号
出願日: 2012年04月12日
要約:
【課題】トータル的なシール性やシールの信頼性を向上させることができるとともに、シールに必要な締め付け力を小さくすることができる金属ガスケットの提供を目的とする。 【解決手段】金属ガスケット10は、円筒状に形成された柱状部11と、この柱状部11の周面中央に形成された円周溝12とを備え、第一シール部113及び第三シール部114は突条に形成され、第二シール部115は柱状部11の一端面が変形することによって形成され、第四シール部124は柱状部11の他端面が変形することによって形成される。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 円筒状に形成された柱状部と、この柱状部周面中央に形成された円周溝とを備える金属ガスケットであって、 前記柱状部は変形可能に形成され、 前記柱状部の一端面で形成される第一面に、第一対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第一シール部及び第二シール部を同心円状に設けるとともに、前記柱状部の他端面で形成される第二面に、第二対象物と接触してそれぞれが円環状の密閉部を形成する第三シール部及び第四シール部を同心円状に設け、 前記第一シール部及び前記第三シール部は、前記柱状部の軸方向において、前記円周溝と重なっており、 前記第一シール部は突条に形成され、前記第二シール部は、前記突条の第一シール部が第一対象物によって押圧されたときに前記柱状部の一端面の一部が変形することによって形成され、 前記第三シール部は突条に形成され、前記第四シール部は、前記突条の前記第三シール部が第二対象物によって押圧されたときに前記柱状部の他端面の一部が変形することによって形成され、 前記第一シール部と前記第一対象物とによって形成される第一密閉部の気密性は、前記第二シール部と前記第一対象物とによって形成される第二密閉部の気密性よりも高く、前記第三シール部と前記第二対象物とによって形成される第三密閉部の気密性は、前記第四シール部と前記第二対象物とによって形成される第四密閉部の気密性よりも高くなるように構成し、 前記円周溝が前記柱状部の外周面中央に形成され、前記第二シール部及び第四シール部が、前記柱状部の一端面の内側縁部及び他端面の内側縁部にそれぞれ形成され、 前記第一シール部及び第三シール部の突条は、径方向断面山形に形成されるとともに、この山形の断面頂部幅は、山形の高さより短くかつパーティクルを噛み込んでもリークを起こさない長さに形成されていることを特徴とする金属ガスケット。
IPC (2件):
F16J 15/10 ( 200 6.01) ,  F16J 15/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16J 15/10 L ,  F16J 15/08 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 改良されたリング密封体
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-586347   出願人:ドイレ,ミハエル
  • ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-215611   出願人:株式会社大創, 名川政人
  • 金属シール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-108059   出願人:パーキンエルマー,インコーポレーティッド
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審査官引用 (4件)
  • ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-215611   出願人:株式会社大創, 名川政人
  • 改良されたリング密封体
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-586347   出願人:ドイレ,ミハエル
  • 金属シール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-108059   出願人:パーキンエルマー,インコーポレーティッド
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