特許
J-GLOBAL ID:201303046789922339

ニバレノール及びデオキシニバレノールの分析法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 琢磨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-065704
公開番号(公開出願番号):特開2013-195359
出願日: 2012年03月22日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】試料中に微量に存在するニバレノール及びデオキシニバレノールを高精度で、迅速かつ簡便に抽出・精製しうる前処理法を提供する。【解決手段】試料を遠沈管に採り、水を加えて十分膨潤させた後、アセトンで振とう抽出し、遠心分離後の上澄に色素除去用吸着剤及び塩析剤を加えて再度振とう・遠心分離し、その上澄を乾固した後、ヘキサン-アセトン混合溶媒で再溶解し、弱イオン性の両性イオン型官能基を有する固相抽出剤を充填した固相抽出カートリッジに通液してニバレノール及びデオキシニバレノールを捕捉させた後、固相抽出カートリッジを適切な洗浄液で洗浄し、捕捉されたニバレノール及びデオキシニバレノールを水で溶出させるという前処理で得られた試料溶液を、高速液体クロマトグラフィ-紫外吸収検出法を用いて測定、定量する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
食品あるいは飼料中のニバレノール及びデオキシニバレノールの化学分析において、弱イオン性の両性イオン型官能基を有する固相抽出剤を充填した固相抽出カートリッジを用いて、測定対象である食品あるいは飼料中のニバレノール及びデオキシニバレノールを抽出・精製して分析を行う分析法であって、 試料を遠沈管に採り、水を加えて十分に膨潤させた後、アセトンで振とう抽出し、遠心分離後の抽出液に色素除去用吸着剤及び塩析剤を加えて再度振とう・遠心分離して上澄を得る、 という予備抽出工程と、 予備抽出工程で得られた上澄を乾固した後、ヘキサン-アセトン混合溶媒で再溶解し、前記固相抽出カートリッジに前記再溶解後の試料溶液を通液してニバレノール及びデオキシニバレノールを捕捉させた後、前記固相抽出カートリッジを洗浄液で洗浄して夾雑成分を除去し、前記固相抽出カートリッジに捕捉されたニバレノール及びデオキシニバレノールを水で溶出させる、 という精製工程と、を備えた前処理により得られる試料溶液を、高速液体クロマトグラフィ-紫外吸収検出法で測定してニバレノール及びデオキシニバレノールを分離・定量することを特徴とするニバレノール及びデオキシニバレノールの分析法。
IPC (4件):
G01N 30/88 ,  G01N 30/74 ,  G01N 30/00 ,  G01N 30/04
FI (8件):
G01N30/88 E ,  G01N30/88 201X ,  G01N30/74 E ,  G01N30/00 E ,  G01N30/04 A ,  G01N30/88 101P ,  G01N30/88 101L ,  G01N30/88 101J

前のページに戻る