特許
J-GLOBAL ID:201303047173292842

結合検知手段を有する電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼波 知明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-125451
公開番号(公開出願番号):特開2013-251153
出願日: 2012年05月31日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】完全嵌合の検知機能を備え、両電気コネクタをコンパクトにでき、コンタクトの設置数、設置位置の自由度を高め、導通検出専用の回路を要さず、製造効率の改善、および材料選択の自由度を向上させる。【解決手段】挿入過程では、接触部222が接点122aに接触する前から接触部の通過空間121aへの挿入長さLが挿入過程向け設定値L1に至るまでは、第2板230の幅広部231が案内突片122bを幅方向の外側へ押しのけ第1板122を通過空間の幅方向の外側へ弾性変形させて接点を通過空間から出して接触部と接点との接触を阻止し、挿入長さが挿入過程向け設定値を越えると、幅広部が案内突片を反嵌合側へ通過することで第1板がその復原力により幅方向の内側へ変位して接触部と接点との接触が開始するように構成した結合検知手段を有する電気コネクタである。【選択図】図6
請求項(抜粋):
相手の電気コネクタに嵌合する側を嵌合側とし、上記嵌合側同士を対向させたときに相手の電気コネクタへ向かう方向を嵌合方向とし、上記嵌合方向と直交する方向を幅方向とし、上記嵌合方向および上記幅方向と直交する方向を厚さ方向としたときに、 第1ハウジング、およびこの第1ハウジングに設けられた第1コンタクトを有する第1電気コネクタと、上記第1ハウジングに嵌合することになる第2ハウジング、およびこの第2ハウジングに設けられ上記嵌合側の端部に上記第1コンタクトと接触することになる接触部を有する第2コンタクトを有する第2電気コネクタとを備え、 上記第1コンタクトは、上記嵌合側に、一方の電気コネクタの他方の電気コネクタへの挿入過程で上記第2コンタクトの上記接触部が上記第1コンタクトのなかで通過する通過空間が設定された第1コンタクト本体と、上記幅方向に向いた板状部材により形成されて上記第1コンタクト本体から上記通過空間に対応した長さで上記嵌合方向へ延びており、上記嵌合方向の中途部に上記通過空間の上記幅方向の中心線に近い側である上記幅方向の内側へ突き出た接点が設けられていると共に、上記厚さ方向の一方側に案内突片が設けられており、弾性変形により上記接点が上記通過空間から出るまで上記幅方向の内側の反対側である上記幅方向の外側へ変位できるように設けられた第1板とを備え、 上記第2電気コネクタは、さらに、上記厚さ方向に向いた板状部材により形成されて上記第2ハウジングにおける上記第2コンタクトに対して上記厚さ方向にずれた部位から上記嵌合方向へ延びて、上記嵌合側の端部に、上記挿入過程で上記厚さ方向にみて上記通過空間の上記幅方向の中心線に一致する基準線から上記幅方向の端部までの長さが上記通過空間の上記幅方向の中心線から上記幅方向の端部までの長さと上記接点の上記幅方向の突出量との和よりも大きく且つ上記嵌合側の端縁が上記幅方向の外側に向かうと上記嵌合側の反対側である反嵌合側へ向かうように上記厚さ方向にみて斜めに形成された幅広部が設けられた第2板を備えており、 上記挿入過程では、上記接触部が上記接点に接触する前から上記接触部の上記通過空間への挿入長さが挿入過程向け設定値に至るまでは、上記第2板の上記幅広部が上記案内突片を上記幅方向の外側へ押しのけ上記第1板を上記通過空間の上記幅方向の外側へ弾性変形させて上記接点を上記通過空間から出して上記接触部と上記接点との接触を阻止し、上記接触部の上記通過空間への挿入長さが上記挿入過程向け設定値を越えると、上記幅広部が上記案内突片を当該案内突片の上記反嵌合側へ通過することで上記第1板がその復原力により上記幅方向の内側へ変位して上記接触部と上記接点との接触が開始するように構成した結合検知手段を有する電気コネクタ。
IPC (2件):
H01R 13/642 ,  H01R 13/639
FI (2件):
H01R13/642 ,  H01R13/639 Z
Fターム (11件):
5E021FA02 ,  5E021FA05 ,  5E021FC32 ,  5E021FC38 ,  5E021HA03 ,  5E021HB11 ,  5E021HC09 ,  5E021JA05 ,  5E021JA08 ,  5E021KA03 ,  5E021KA05
引用特許:
出願人引用 (2件)

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