特許
J-GLOBAL ID:201303047659933424

密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小川 眞一 ,  中原 文彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-167189
公開番号(公開出願番号):特開2013-083245
出願日: 2012年07月27日
公開日(公表日): 2013年05月09日
要約:
【課題】シリンダ室で圧縮された作動流体が吐出ポートを通過する際の圧力損失を抑制し、仕切板を薄型化した場合でも仕切板の吐出ポートから吐出される作動流体の圧力脈動を抑制する。【解決手段】密閉ケース7内に収容された圧縮機構部9は、第1シリンダ17と第2シリンダ19とその間に位置する仕切板18を有する。第1シリンダ室17a内で圧縮された作動流体の吐出ポートとして、第1軸受15に形成された第1軸受吐出ポート31と、仕切板18に形成された第1仕切板吐出ポート35とを有し、第2シリンダ室19a内で圧縮された作動流体の吐出ポートとして、第2軸受20に形成された第2軸受吐出ポート38と、仕切板18に形成された第2仕切板吐出ポート42とを有する。第1仕切板吐出ポート35の断面積は第1軸受吐出ポート31の断面積より小さく、第2仕切板吐出ポート42の断面積は第2軸受吐出ポート38の断面積より小さい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電動機部とこの電動機部に連結された回転軸により駆動される圧縮機構部とが密閉ケース内に収容され、 前記圧縮機構部は、前記回転軸の軸方向に沿って順に設けられた第1軸受と、第1シリンダと、仕切板と、第2シリンダと、第2軸受とを備え、両端を前記第1軸受と前記仕切板とによって閉止された前記第1シリンダ内に作動流体を圧縮する第1シリンダ室が形成され、両端を前記仕切板と前記第2軸受とによって閉止された前記第2シリンダ内に作動流体を圧縮する第2シリンダ室が形成され、前記第1シリンダ室内で圧縮された作動流体と前記第2シリンダ室内で圧縮された作動流体とを前記密閉ケース内の空間に吐出する密閉型圧縮機において、 前記仕切板の内部に前記密閉ケース内の空間に連通する仕切板内空間が形成され、 前記第1シリンダ室内で圧縮された作動流体が前記密閉ケース内の空間に吐出する吐出ポートとして、前記第1軸受に形成された第1軸受吐出ポートと前記仕切板に形成された第1仕切板吐出ポートとを有し、 前記第2シリンダ室内で圧縮された作動流体が前記密閉ケース内の空間に吐出する吐出ポートとして、前記第2軸受に形成された第2軸受吐出ポートと前記仕切板に形成された第2仕切板吐出ポートとを有し、 前記第1仕切板吐出ポートの断面積は前記第1軸受吐出ポートの断面積より小さく形成され、前記第2仕切板吐出ポートの断面積は前記第2軸受吐出ポートの断面積より小さく形成されていることを特徴とする密閉型圧縮機。
IPC (5件):
F04C 18/356 ,  F04C 29/06 ,  F04C 29/12 ,  F04C 23/00 ,  F25B 1/04
FI (7件):
F04C18/356 M ,  F04C29/06 E ,  F04C29/12 H ,  F04C23/00 F ,  F04C18/356 J ,  F04C18/356 E ,  F25B1/04 A
Fターム (9件):
3H129AA04 ,  3H129AA13 ,  3H129AB03 ,  3H129BB22 ,  3H129BB42 ,  3H129CC04 ,  3H129CC06 ,  3H129CC09 ,  3H129CC25
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ロータリコンプレッサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-016977   出願人:株式会社東芝
  • 特開平1-301984
  • 特開平2-230994
審査官引用 (3件)
  • ロータリコンプレッサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-016977   出願人:株式会社東芝
  • 特開平1-301984
  • 特開平2-230994

前のページに戻る