特許
J-GLOBAL ID:201303048217176647
塗装加熱後における降伏比の上昇が防止された電縫鋼管及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (7件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 亀松 宏
, 齋藤 学
, 中村 朝幸
, 永坂 友康
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-529460
特許番号:特許第5316721号
出願日: 2012年03月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】熱処理温度を250°C、熱処理時間を1hとして電縫鋼管に熱処理を施した場合、電縫鋼管の熱処理前後での降伏強度の差が30MPa以下である電縫鋼管の製造方法であって、
質量%で、
C :0.03〜0.12%、
Si:0.03〜0.5%、
Mn:0.5〜2.0%、
P :0.03%以下、
S :0.003%以下、
Al:0.10%以下、
Nb:0.003%以上0.02%未満、
Ti:0.005〜0.03%、
N :0.006%以下、
をそれぞれ含有するとともに、Ti>3.4N、及び下記式(1)で計算される溶接割れ感受性組成Pcm(%)がPcm≦0.21をそれぞれ満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼片を熱間圧延し、
600°C以下で巻取り熱延鋼板としたのち、
この熱延鋼板を管状に成形加工するとともに、その突合わせ面を電縫溶接することにより造管して電縫鋼管とし、
この歪みを導入した後の電縫鋼管を加熱温度400〜720°Cの範囲内に加熱して焼戻すことを特徴とする塗装加熱後における降伏比の上昇が防止された電縫鋼管の製造方法。
Pcm(%)=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10・・・(1)
ここで、C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、Vは、それぞれの元素の含有量(質量%)であり、添加しない元素については0として計算する。
IPC (8件):
C21D 9/08 ( 200 6.01)
, C21D 9/50 ( 200 6.01)
, C22C 38/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/14 ( 200 6.01)
, C22C 38/58 ( 200 6.01)
, C21D 8/02 ( 200 6.01)
, B21C 37/08 ( 200 6.01)
, B21B 3/00 ( 200 6.01)
FI (9件):
C21D 9/08 F
, C21D 9/50 101 A
, C22C 38/00 301 Z
, C22C 38/14
, C22C 38/58
, C21D 8/02 B
, B21C 37/08 F
, B21C 37/08 A
, B21B 3/00 A
引用特許: