特許
J-GLOBAL ID:201303048361051450
プリプレグの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-187388
公開番号(公開出願番号):特開2013-108058
出願日: 2012年08月28日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】検査時間の短縮や検査精度の向上を図ることができるプリプレグの欠陥の検査手法、プリプレグの欠陥の位置情報を後工程である検反工程に伝達する手法を取り入れた、離型紙を用いたホットメルト法によるプリプレグの製造方法の提供。【解決手段】離型紙5A、5Bと離型紙に炭素繊維束1に含浸される樹脂が塗布されて形成された樹脂フィルム6Aからなる樹脂シート3A、3B、3a、3bにおける樹脂フィルムの表面を光学装置により検査し、表面の欠陥を検出し、検出された欠陥の種類を判定する樹脂シート検査工程S6A、あるいは、炭素繊維束に樹脂フィルムを形成している樹脂が含浸されて形成されたプリプレグシート9、9aの離型紙を剥離した後のプリプレグの表面を光学装置により検査することにより、プリプレグの表面の欠陥を検出し、検出された欠陥の種類を判定するプリプレグシート検査工程S9を有することを特徴とするプリプレグの製造方法。【選択図】図4
請求項(抜粋):
(a)離型紙と該離型紙の表面に塗布された樹脂により形成された樹脂フィルムからなる樹脂シートを連続して供給する少なくとも一つの樹脂シート供給工程と、
(b)炭素繊維束、あるいは、樹脂が含浸されている炭素繊維束からなる炭素繊維シートを連続して供給する炭素繊維シート供給工程と、
(c)前記樹脂シート供給工程から供給される前記樹脂フィルムの表面を、前記炭素繊維シート供給工程から供給される前記炭素繊維シートの少なくとも一方の表面に向かい合わせ、前記樹脂シートと前記炭素繊維シートからなる積層シートを形成する積層シート形成工程と、
(d)該積層シート形成工程において形成された前記積層シートにおける前記炭素繊維束に前記積層シートにおける前記樹脂を含浸させ、前記炭素繊維束と該炭素繊維束に含浸した前記樹脂からなるプリプレグシートを形成する少なくとも一つの樹脂含浸工程と、
(e)該樹脂含浸工程において形成されたプリプレグシートを連続して巻き取るプリプレグシート巻き取り工程からなるプリプレグの製造方法において、
(f)前記樹脂シート供給工程における前記樹脂フィルムの表面を光学装置により検査することにより、前記プリプレグの欠陥の原因となる前記樹脂フィルムの表面の欠陥を検出し、検出された欠陥が、樹脂スジ状欠落欠点、異物混入欠点ならびに樹脂点状欠落欠点のいずれに属するかを判定する少なくとも一つの樹脂シート検査工程、あるいは、
(g)前記樹脂含浸工程から導出された前記離型紙を伴う離型紙付きプリプレグシートの該離型紙を剥離した後のプリプレグシートの表面を光学装置により検査することにより、前記プリプレグの表面の欠陥を検出し、検出された欠陥が、炭素繊維毛羽欠点、異物混入欠点、炭素繊維束ワレ欠点、離型紙シワ欠点、樹脂スジ状欠落欠点ならびに樹脂点状欠落欠点のいずれに属するかを判定する少なくとも一つのプリプレグシート検査工程を有するプリプレグの製造方法。
IPC (3件):
C08J 5/24
, G01N 21/892
, G01N 21/88
FI (3件):
C08J5/24
, G01N21/892 A
, G01N21/88 K
Fターム (40件):
2G051AA32
, 2G051AB02
, 2G051AB08
, 2G051BA01
, 2G051BA05
, 2G051BA08
, 2G051BB02
, 2G051CA03
, 2G051CA08
, 2G051CB01
, 2G051CB05
, 2G051CC07
, 2G051DA06
, 2G051DA15
, 2G051EB01
, 2G051EC01
, 2G051ED21
, 4F072AA04
, 4F072AA07
, 4F072AA08
, 4F072AB10
, 4F072AB22
, 4F072AD23
, 4F072AD42
, 4F072AD44
, 4F072AD45
, 4F072AE08
, 4F072AF01
, 4F072AG03
, 4F072AG16
, 4F072AG18
, 4F072AG20
, 4F072AG22
, 4F072AH44
, 4F072AJ40
, 4F072AK05
, 4F072AK17
, 4F072AL02
, 4F072AL04
, 4F072AL16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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