特許
J-GLOBAL ID:201303049355264057

二酸化炭素循環作動流体を用いた高効率発電のためのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高岡 亮一 ,  小田 直
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-551259
公開番号(公開出願番号):特表2013-520597
出願日: 2011年01月26日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
本発明は、CO2循環流体と組み合わせて高効率燃焼器を用いた、発電のための方法およびシステムを提供する。本方法およびシステムは、有利なことに、具体的な実施形態では、低圧力比の電力タービンおよびエコノマイザ熱交換器を利用することができる。外部源からのさらなる低位熱を使用して、再利用CO2循環流体を加熱するために必要な量の熱の一部を提供することができる。燃料由来のCO2を回収して、パイプライン圧力で輸送することができる。他の不純物を回収することができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
燃料、O2およびCO2循環流体を燃焼器に導入する工程であって、CO2を少なくとも約12MPaの圧力および少なくとも約400°Cの温度で導入する工程と、 前記燃料を燃焼させて、少なくとも約800°Cの温度を有するCO2含有燃焼生成物流を提供する工程と、 前記燃焼生成物流をタービン全体に膨張させて発電する工程であって、前記タービンは、前記燃焼生成物流を受容するための入口と、CO2含有タービン排気流を放出するための出口とを有し、前記出口での前記タービン排気流の圧力に対する前記入口での前記燃焼生成物流の圧力の比は約12未満である工程と、 前記タービン排気流を一次熱交換装置に通して冷却したタービン排気流を提供することによって、前記タービン排気流から熱を取り出す工程と、 前記冷却したタービン排気流から、CO2に加えて前記冷却したタービン排気流中に存在する1種以上の二次成分を除去して、精製および冷却したタービン排気流を提供する工程と、 前記精製および冷却したタービン排気流を、第1の圧縮機でCO2臨界圧を超える圧力まで圧縮して、超臨界CO2循環流体流を提供する工程と、 前記超臨界CO2循環流体流を、その密度が少なくとも約200kg/m3になる温度まで冷却する工程と、 前記超臨界高密度CO2循環流体を第2の圧縮機に通して、前記CO2循環流体を前記燃焼器に投入するために必要な圧力まで加圧する工程と、 前記取り出した熱を使用して前記CO2循環流体の温度を上昇させるように、前記超臨界高密度高圧CO2循環流体を同じ前記一次熱交換装置に通す工程と、 前記燃焼器への再利用のための前記一次熱交換装置を流出する前記CO2循環流体の温度と前記タービン排気流の温度との差が約50°C未満になるように、さらなる量の熱を前記超臨界高密度高圧CO2循環流体に供給する工程と、 前記加熱した超臨界高密度CO2循環流体を前記燃焼器に再利用する工程と、 を含む発電方法。
IPC (7件):
F02C 3/30 ,  F23R 3/00 ,  F02C 7/00 ,  F01D 25/00 ,  F01D 25/30 ,  F02C 3/26 ,  F01K 23/10
FI (7件):
F02C3/30 D ,  F23R3/00 B ,  F02C7/00 B ,  F01D25/00 P ,  F01D25/30 F ,  F02C3/26 ,  F01K23/10 T
Fターム (5件):
3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00

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