特許
J-GLOBAL ID:201303049784620619

電池用セパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-252089
特許番号:特許第5296917号
出願日: 2012年11月16日
要約:
【課題】シャットダウン開始までの物性安定性及びシャットダウン開始後の透気抵抗度変化率が高く、シャットダウン開始温度からシャットダウン温度までの温度範囲での耐熱収縮性に優れ、低いシャットダウン温度を有し、且つ、優れた電極密着性を有する電池用セパレータおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】ポリオレフィン微多孔膜に改質多孔層が少なくとも片面に積層された電池用セパレータであって、該ポリオレフィン微多孔膜はポリエチレン系樹脂を含み、(a)シャットダウン温度が135°C以下で、(b)透気抵抗度変化率が1×104sec/100cc/°C以上で、(c)130°Cにおける横方向の収縮率が20%以下であるポリオレフィン微多孔膜に、改質多孔層が少なくとも片面に積層された電池用セパレータ。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】ポリオレフィン微多孔膜に電極材料との密着性を付与または向上させる樹脂を含む改質多孔層が少なくとも片面に積層された電池用セパレータであって、該ポリオレフィン微多孔膜はポリエチレン系樹脂を含み、(a)シャットダウン温度(5°C/分の昇温速度で加熱しながら測定した透気抵抗度が1×106sec/100ccに達する温度)が135°C以下で、(b)透気抵抗度変化率(前記透気抵抗度の温度に対する依存性を表す曲線の1×104sec/100ccの透気抵抗度における勾配)が1×104sec/100cc/°C以上で、(c)130°Cにおける横方向の収縮率(2gfの荷重及び5°C/分の昇温速度で熱機械分析により測定)が20%以下で、当該ポリエチレン系樹脂が10°C/分の昇温速度での示差走査熱量分析により測定した結晶融解熱量のうち125°Cまでの吸熱量が20%以下、及び吸熱量が前記結晶融解熱量の50%に達した時の温度が135°C以下であることを特徴とする電池用セパレータ。
IPC (1件):
H01M 2/16 ( 200 6.01)
FI (3件):
H01M 2/16 L ,  H01M 2/16 P ,  H01M 2/16 M
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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