特許
J-GLOBAL ID:201303049869102846
ジスルフィド架橋二重鎖型のタンパク質の組換え発現法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件):
清水 初志
, 春名 雅夫
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 大関 雅人
, 川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-180318
公開番号(公開出願番号):特開2012-254088
出願日: 2012年08月16日
公開日(公表日): 2012年12月27日
要約:
【課題】大腸菌宿主細胞内の組換え発現によって二鎖型のポリペプチドまたはタンパク質を産生するための方法を提供する。【解決手段】核酸レベルでポリペプチドまたはタンパク質を改変する段階;核酸レベルで改変された構築物を大腸菌細胞へ導入する段階;宿主細胞を培養し、次いで溶解する段階;ならびに二鎖のポリペプチドまたはタンパク質を単離する段階。ポリペプチドまたはタンパク質は、ボツリヌス神経毒、特にボツリヌス神経毒A型(BoNT(A))である。ポリペプチドまたはタンパク質は、二鎖のポリペプチドまたはタンパク質として、その生物学的活性を発揮する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
二鎖(dichain)型のポリペプチドまたはタンパク質を産生するための方法であって、2つの鎖が大腸菌(E. coli)宿主細胞内の組換え発現によってジスルフィド架橋され、以下である、方法:
(i)ポリペプチドまたはタンパク質が、二鎖のジスルフィド架橋ポリペプチドまたはタンパク質として、その生物学的活性を発揮し;
(ii)第一の鎖のC末端アミノ酸残基が、Arg残基またはLys残基であり;
(iii)タンパク質/ポリペプチドの第二の鎖が、N末端に1〜20のアミノ酸残基、およびPRSと呼ばれるペンタペプチド配列VPXGSを有し、式中Xが任意の天然のアミノ酸であり、VがVal、Leu、Ile、Ala、Phe、Pro、またはGlyであり、PがPro、Leu、Ile、Ala、Phe、Val、またはGlyであり、GがGly、Leu、Ile、Ala、Pro、Phe、またはValであり、SがSer、Tyr、Trp、またはThrであり;ならびに
(iv)以下の段階を含む:
(a)そのループ領域内でその改変形態でのポリペプチドまたはタンパク質が、X、V、P、G、およびSが上記の通りである配列VPXGSを有するような、核酸レベルでのポリペプチドまたはタンパク質の改変;
(b)核酸レベルで改変された構築物の大腸菌細胞への挿入;
(c)宿主細胞を培養し、その後溶解する段階;ならびに
(d)二鎖のジスルフィド架橋ペプチドまたはタンパク質を単離する段階。
IPC (12件):
C12N 15/09
, C07K 14/195
, C07K 19/00
, C07K 16/00
, C07K 14/52
, C07K 14/475
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, A61K 38/00
, A61P 35/00
FI (12件):
C12N15/00 A
, C07K14/195
, C07K19/00
, C07K16/00
, C07K14/52
, C07K14/475
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/00 101
, A61K37/02
, A61P35/00
Fターム (37件):
4B024AA20
, 4B024BA38
, 4B024CA06
, 4B024DA06
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA06
, 4B065AA01Y
, 4B065AA26X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA01
, 4C084AA06
, 4C084AA07
, 4C084BA01
, 4C084BA08
, 4C084BA22
, 4C084BA26
, 4C084BA41
, 4C084BA44
, 4C084CA04
, 4C084CA53
, 4C084MA01
, 4C084NA20
, 4C084ZB261
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA41
, 4H045CA11
, 4H045DA83
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用文献:
前のページに戻る