特許
J-GLOBAL ID:201303050382203424

情報処理装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 和人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010065608
公開番号(公開出願番号):WO2011-030848
出願日: 2010年09月10日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
非同期型動作が可能であり簡単な回路で構成可能なセルラー構造ネットワーク演算を行う情報処理装置を提供する。 節点ユニットのネットワーク構造を有し、各節点ユニットは、位相状態値を保持する状態値保持手段と、位相状態値を一定の位相速度で経時的に増加させる状態進行手段と、位相状態値が所定の最大値にするとトリガを出力し、初期値にリセットするトリガ発生手段と、隣接節点ユニットがトリガを出力した時、隣接位置に応じて位相状態値を、当該位相状態値に当該位相状態値を所定倍した値を加えた値に変化させることにより位相状態値を更新する状態更新手段とを備えた。
請求項(抜粋):
複数の節点ユニットが相互結合した節点ユニットネットワークを有する情報処理装置であって、 前記各節点ユニットは、 当該節点ユニットの固有の位相を表す位相状態値を保持する位相状態値保持手段と、 前記位相状態値保持手段が保持する前記位相状態値を所定の位相速度ωで経時的に変化させる位相進行手段と、 前記位相状態値保持手段が保持する前記位相状態値が所定の閾値である最大位相状態値に達したときに、前記位相状態値を所定の初期値である最小位相状態値にリセットする位相復位手段と、 前記位相状態値保持手段が保持する前記位相状態値が、位相が零値であることを表す所定の零位相状態値を過ぎったときに、更新トリガを出力するトリガ発生手段と、 隣接する前記節点ユニットである隣接節点ユニットの前記トリガ発生手段が前記更新トリガを出力したとき、当該隣接節点ユニットの隣接方位に応じて、その時点で前記位相状態値保持手段が保持する前記位相状態値を、当該位相状態値に前記隣接方位により予め設定された更新係数を乗じた値だけ変化させ、又は当該位相状態値を前記隣接方位により予め設定された所定の関数fで変換した値だけ変化させることにより、前記位相状態値の更新を行う位相更新手段と、 を備え、 当該節点ユニットの位相状態値と、隣接接点ユニットの位相状態値との差に比例する値、又は前記差を前記関数fで変換した値だけ,当該節点ユニットの位相状態値を更新する計算を行うことを特徴とする情報処理装置。
IPC (1件):
G06G 7/60
FI (1件):
G06G7/60

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