特許
J-GLOBAL ID:201303050989153981

二重機能付勢部材を含む遅延機構を備える自動注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  大畠 康 ,  奥西 祐之
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-556108
公開番号(公開出願番号):特表2013-521051
出願日: 2011年02月24日
公開日(公表日): 2013年06月10日
要約:
装置の針付きの注射器が後退する前に適正に薬剤を送達するための遅延機構を備える自動注入装置。一つの形態において、その遅延機構は、注射器のためのシャトルと、追随部分と、ロック部材と、シャトルに対する追随部分の回転を減衰するための追随部分と支持表面との間の減衰性化合物と、シャトルと追随部分との間で作用する二重機能付勢部材とを備える。ロック部材が注入の間、解放位置に移動するとき、最初に二重機能付勢部材は、ラッチ位置からラッチ解除位置までシャトルに対して回転するように追随部分を押すためのねじり力を与え、次に二重機能付勢部材は、注入後、装置の筐体内に注射器の針を後退させるようにシャトルを移動させるために追随部分に対して軸方向にシャトルを押すために軸方向の力を与える。
請求項(抜粋):
筐体、プランジャーを備えた針付きの注射器、および前記針付きの注射器を前記筐体内で第1の方向に動かして、前記注射器の針を前記筐体を越えて延在させ、前記プランジャーを前進させて注入のために注射器内容物を前記針を通じて押し出すための少なくとも1つの付勢要素を有する自動注入装置における、遅延機構であって、 前記注射器のためのシャトルであって、第1のラッチ要素を含む、シャトルと、 第2のラッチ要素を含む追随部分であって、前記第2のラッチ要素は、前記第1のラッチ要素と協働して、前記第1の方向とは反対の第2の方向における前記追随部分に対する前記シャトルの動きを制限するためのものである追随部分と、 注入の間、注射器プランジャーとの係合によって前記筐体内でロック位置から解放位置に移動可能であるロック部材であって、前記ロック部材は、前記ロック位置にあるとき、前記シャトルに対する前記追随部分の回転を防止し、前記ロック部材は、前記解放位置にあるとき、前記シャトルに対する前記追随部分の回転を許容するロック部材と、 前記シャトルに対する前記追随部分の回転を減衰するための、前記追随部分と支持表面との間にある減衰性化合物と、 前記シャトルと前記追随部分との間で作用する二重機能付勢部材であって、前記付勢部材は、前記シャトルに対して回転するように前記追随部分を促すねじり力、および前記シャトルを前記追随部分から離すように促す軸方向の力の両方を提供し、これによって、注入の間、前記ロック部材が前記解放位置に動くとき、最初に前記二重機能付勢部材はラッチ位置から前記シャトルに対して回転するように前記追随部分を押し、そのときに前記第1および第2のラッチ要素はラッチ解除位置まで協働し、そのときに前記第2のラッチ要素は前記第1のラッチ要素から係合が外れ、次に前記二重機能付勢部材は、前記追随部分に対して軸方向に前記シャトルを押し、注入後に前記筐体の中に前記注射器の針を後退させるために前記シャトルを動かす、二重機能付勢部材と、を備える、遅延機構。
IPC (1件):
A61M 5/20
FI (1件):
A61M5/20
Fターム (11件):
4C066AA10 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD13 ,  4C066EE06 ,  4C066HH03 ,  4C066HH05 ,  4C066HH12 ,  4C066HH17 ,  4C066HH22 ,  4C066LL17
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-081754
  • 自動注入装置用遅延機構
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-552856   出願人:イーライリリーアンドカンパニー

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