特許
J-GLOBAL ID:201303051396224889
改質器及びこれを使用した燃料電池システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳舘 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-285299
公開番号(公開出願番号):特開2013-133265
出願日: 2011年12月27日
公開日(公表日): 2013年07月08日
要約:
【課題】触媒加熱効率、水蒸気生成効率、原燃料と水蒸気の混合ガスの予熱効率が高く、装置の小型化、製造コストの低減が可能な改質器を提供する。【解決手段】中心部に筒状容器1を配置し、その外側に内側環状空間を介して筒状の第1外壁2を配置し、その更に外側に外側環状空間を介して筒状の第2外壁3を配置し、前記外側環状空間に螺旋管9を配置する。前記内側環状空間は、燃焼ガスが旋回しながら中心軸方向に向かう旋回炎型の燃焼部Tである。前記外側環状空間に配置された螺旋管9の内部は、蒸気生成部Uである。前記外側環状空間の螺旋管9を除く螺旋状空間部分は、螺旋管9により生成される水蒸気と前記螺旋状空間部分に導入される炭化水素系の原燃料とを混合して予熱する混合予熱部Vである。筒状容器1の内部は、改質触媒4が充填され、前記予熱された水蒸気と原燃料との混合ガスを改質して水素リッチの還元性ガスを生成する改質部Sである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
炭化水素系の原燃料を高温に加熱された改質触媒中で水蒸気と反応させて水素リッチの還元性ガスに改質する水蒸気改質方式の改質器であって、中心部に配置された筒状容器、その外側に内側環状空間を介して配置された筒状の第1外壁、及びその更に外側に外側環状空間を介して配置された筒状の第2外壁を備えると共に、第1外壁と第2外壁との間の外側環状空間に配設された螺旋管を備えており、
中心部の筒状容器と第1外壁との間の内側環状空間は、燃焼ガスが旋回しながら中心軸方向に向かう旋回炎型の燃焼部であり、
第1外壁と第2外壁と間の外側環状空間に配置された前記螺旋管の内部は、管内に供給される水を内側の燃焼部からの熱により蒸発させて水蒸気を発生させる蒸気生成部であり、
外側環状空間の螺旋管以外の螺旋状空間部分は、螺旋管により生成される水蒸気と前記空間部分に導入される炭化水素系の原燃料とを混合して内側の燃焼部からの熱により予熱する混合予熱部であり、
筒状容器の内部は、改質触媒が充填されると共に、外側の燃焼部からの熱により内部の改質触媒が加熱され、前記混合予熱部で予熱されて導入された水蒸気と原燃料との混合ガスを、加熱された改質触媒中に通過させることにより改質して、改質ガスである水素リッチの還元性ガスを生成する改質部である改質器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
4G140EA03
, 4G140EA06
, 4G140EB03
, 4G140EB14
, 4G140EB24
, 5H026AA06
, 5H027AA06
, 5H027BA01
, 5H027BA09
, 5H027DD06
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