樹木状硫酸およびスルホン酸ポリグリセロールならびに炎症性疾患のためのそれらの使用

発明者： , , , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (7件)：青木篤 , 石田敬 , 福本積 , 古賀哲次 , 中村和広 , 渡辺陽一 , 武居良太郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-062658
公開番号（公開出願番号）：特開2013-166756
出願日： 2013年03月25日
公開日（公表日）： 2013年08月29日
要約：

【課題】新規の化合物、ならびに疾患、特に炎症性疾患の治療薬剤としての、硫酸ポリグリセロールの提供。【解決手段】特定の樹木状硫酸ポリグリセロール。疾患、特に炎症性疾患の治療のための薬剤としてのそれら樹木状硫酸ポリグリセロールの使用。セレクチン阻害薬およびセレクチン指示薬としてのそれら樹木状硫酸ポリグリセロールの使用。樹木状硫酸ポリグリセロールは、タンパク質の結合試薬として、あるいは炎症性疾患に関する画像診断薬にも適している。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

以下の: a)1〜1,000個のOH基を有するポリヒドロキシ化合物である多機能性出発物質分子上の式(RO-CH2)2CH-OR(ここで、R=Hまたはさらなるグリセリン単位)を有するグリセリンの反復単位で構成される高分子ポリグリセロールコアであって、0〜100%の分枝度および100〜1,000,000 g/molの平均分子量を有するコア; b)-SO3Hまたは-SO3Na基によるグリセリン単位の1つまたは複数のOH基の置換、あるいはグリセリン単位の1つまたは複数のOH基でのオリゴマースペーサーの結合であって、ここで、オリゴマースペーサーは、以下の一般式: -(CH2)n-または-[(CH2)m-O]n- (式中、mは1〜100であり、そしてnは1〜50,000である)を有し、そしてそれに-SO3Hまたは-SO3Na基を結合し、したがって1〜100%のスルホン酸化度が得られる結合;ならびに c)110〜1,500,000 g/molの分子量を特徴とする樹木状スルホン酸ポリグリセロール。

IPC (10件)：

A61K 31/795 , A61P 29/00 , A61P 19/02 , A61P 11/06 , A61P 17/06 , A61P 9/10 , A61P 37/06 , A61P 43/00 , A61K 49/00 , C08G 65/334

FI (11件)：

A61K31/795 , A61P29/00 , A61P29/00 101 , A61P19/02 , A61P11/06 , A61P17/06 , A61P9/10 , A61P37/06 , A61P43/00 111 , A61K49/00 A , C08G65/334

Fターム (27件)：

4C085HH03 , 4C085KA29 , 4C085KB74 , 4C086AA01 , 4C086AA02 , 4C086AA03 , 4C086FA04 , 4C086MA01 , 4C086MA04 , 4C086NA14 , 4C086ZA36 , 4C086ZA62 , 4C086ZA89 , 4C086ZA96 , 4C086ZB08 , 4C086ZB11 , 4C086ZB15 , 4C086ZC02 , 4H045AA10 , 4H045AA30 , 4H045CA42 , 4H045EA23 , 4H045EA24 , 4J005AA09 , 4J005BA00 , 4J005BC00 , 4J005BD06

引用特許：

審査官引用 (3件)

血管形成抑制化合物
公報種別：公表公報出願番号：特願平10-506372 出願人：バイオモレキュラー・リサーチ・インスティテュート・リミテッド
特表平6-505477
樹木状硫酸およびスルホン酸ポリグリセロールならびに炎症性疾患のためのそれらの使用
公報種別：公表公報出願番号：特願2009-522181 出願人：フライエウニベルジテートベルリン, シャリテーウニベルジテーツメディツィーン-ベルリン

引用文献：

審査官引用 (4件)

Bioconjugate Chemistry, 2004, Vol. 15, P. 162-167
M.Hopfner, et al., Journal of Pharmacy and Pharmacology, 2003, 55(5), pp697-706
Y.Nishida, et al., Biomacromolecules, 2000, 1, pp68-74

全件表示

前のページに戻る