特許
J-GLOBAL ID:201303051717487720
Bリンパ球上のヒトmIgEに結合可能な抗CεmX抗体
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 渡辺 陽一
, 武居 良太郎
, 中島 勝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-551394
公開番号(公開出願番号):特表2013-520396
出願日: 2010年02月25日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
本発明は、ヒトBリンパ球の表面で発現する膜結合IgE(mIgE)のCεmXドメインに効率的に結合できる抗体の生産及び使用に関する。ヒト膜結合イプシロン鎖上のCH4ドメインとC末端膜アンカーペプチドとの間に位置する52アミノ酸のCεmXドメインは、mIgEを発現するB細胞の免疫標的化の抗原部位の一つであることが示唆されていた。CεmXのC末端でRADWPGPPペプチドと結合するa20を含む従来報告されていたモノクローナル抗体は、現在では、ヒトB細胞上のmIgEとの結合が弱いことが見出されている。出願人らは、CεmXのGLAGGSAQSQRAPDRVL及びHSGQQQGLPRAAGGSVPHPR等の所定の断片に特異的なモノクローナル抗体のみが、ヒトB細胞上のmIgEに有効に結合し得ること、ひいてはIgEが介在する疾患の処置のためにB細胞を標的化する用途に有用であることを見出した。
請求項(抜粋):
ヒトBリンパ球上の膜結合IgEと結合可能で、かつRADWPGPPペプチドと結合不可能な、CεmX-特異的抗体。
IPC (13件):
C07K 16/28
, C07K 16/46
, C07K 16/18
, A61K 39/395
, A61P 43/00
, A61P 37/08
, A61P 11/06
, A61P 11/02
, A61P 17/00
, A61P 11/00
, A61P 13/10
, A61P 7/10
, A61P 1/04
FI (13件):
C07K16/28
, C07K16/46
, C07K16/18
, A61K39/395 N
, A61P43/00 111
, A61P37/08
, A61P11/06
, A61P11/02
, A61P17/00
, A61P11/00
, A61P13/10
, A61P7/10
, A61P1/04
Fターム (18件):
4B064AG26
, 4B064AG27
, 4B064CA19
, 4B064CA20
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4C085AA14
, 4C085AA16
, 4C085BB31
, 4C085CC23
, 4C085EE01
, 4H045AA11
, 4H045BA10
, 4H045CA40
, 4H045DA75
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
八杉龍一ほか編、生物学辞典、第4版第3刷、株式会社岩波書店、1997年、430頁
-
Int. Arch. Allergy Immunol., 2002, 128(4), pp.315-324
前のページに戻る