特許
J-GLOBAL ID:201303051862362499

電磁スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-147454
公開番号(公開出願番号):特開2013-249845
出願日: 2013年07月16日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】ピニオン押出用ソレノイド4とモータ通電用ソレノイド5を軸方向に直列に配置した構成を有し、従来スタータの電磁スイッチに使用されている部品との共有化を図ることによりコストを低減でき、且つ、全長の短縮による搭載性の向上も実現できる電磁スイッチ装置1を提供する。【解決手段】スタータ用の電磁スイッチ装置1は、ピニオン押出用ソレノイド4の作動時に第1のプランジャ14が移動する方向と、モータ通電用ソレノイド5の作動時に第2のプランジャ26が移動する方向とが同一方向に構成されている。また、ピニオン押出用ソレノイド4に用いられる第1の固定鉄心13には、所定の深さを有する凹部が形成され、この凹部に第2のプランジャ26の戻り位置を規制するストッパ部材35が配置され、さらに、第2のプランジャ26が鉄心プレート13aと軸方向にオーバラップしている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a)通電により電磁石を形成する第1のコイルと、この第1のコイルへの通電により磁化される第1の固定鉄心と、磁化された前記第1の固定鉄心に吸引されて前記第1のコイルの内周を軸方向に移動する第1のプランジャとを有し、この第1のプランジャの動きに連動して、スタータの出力軸上に配置されるピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す働きを有するピニオン押出用ソレノイドと、 b)通電により電磁石を形成する第2のコイルと、この第2のコイルへの通電により磁化される第2の固定鉄心と、磁化された前記第2の固定鉄心に吸引されて前記第2のコイルの内周を軸方向に移動する第2のプランジャとを有し、この第2のプランジャの動きに連動して、スタータモータに流れる電流を断続するためのメインスイッチを開閉するモータ通電用ソレノイドとを備え、 前記ピニオン押出用ソレノイドと前記モータ通電用ソレノイドとが軸方向に直列に配置され、且つ、一つの有底円筒状ケース内の底面側に前記ピニオン押出用ソレノイドが収納され、前記ケース内の開口部側に前記モータ通電用ソレノイドが収納されて一体的に構成されたスタータ用の電磁スイッチ装置であって、 前記ピニオン押出用ソレノイドと前記モータ通電用ソレノイドは、前記第1の固定鉄心に吸引されて移動する前記第1のプランジャの移動方向と、前記第2の固定鉄心に吸引されて移動する前記第2のプランジャの移動方向とが同一方向に構成され、 前記ピニオン押出用ソレノイドは、前記第1の固定鉄心が、前記第1のコイルに対して前記ケースの反底面側に配置される環状の鉄心プレートと、この鉄心プレートの内周側に連続して一体に設けられ、前記第1のプランジャに対向して前記第1のコイルの内周に配置される鉄心コア部とで構成され、且つ、前記鉄心コア部の反プランジャ側端面が前記鉄心プレートの反コイル側端面より所定の深さDだけ窪んで形成され、 前記モータ通電用ソレノイドは、前記第2のコイルの通電停止時に前記第2のプランジャの静止位置を規制する非磁性体のストッパ部材を有し、このストッパ部材が、前記所定の深さDだけ窪んで形成されている前記第1の固定鉄心の凹部に配置され、 前記ストッパ部材の板厚tは、前記第1の固定鉄心に形成された前記凹部の深さDより小さく形成され、前記凹部の深さDと前記ストッパ部材の板厚tとの差分(D-t)だけ、前記第2のプランジャの端面が前記ストッパ部材に当接して静止した状態で、前記第2のプランジャが前記鉄心プレートと軸方向にオーバラップしていることを特徴とする電磁スイッチ装置。
IPC (7件):
F02N 15/06 ,  F02N 11/00 ,  F02N 15/00 ,  H01H 50/30 ,  H01H 50/36 ,  H01H 50/16 ,  H01H 50/20
FI (7件):
F02N15/06 C ,  F02N11/00 R ,  F02N15/00 E ,  H01H50/30 B ,  H01H50/36 B ,  H01H50/16 Y ,  H01H50/20 B
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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