特許
J-GLOBAL ID:201303052088917519

電力伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 強 ,  栗田 恭成 ,  日野 京子 ,  松田 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-126248
公開番号(公開出願番号):特開2013-252018
出願日: 2012年06月01日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】トランスの第1コイルおよび第2コイルのうち接続される直流電圧源の電圧が低い方から高いほうに電力の伝送を行なうべく、昇圧チョッパ回路を備える場合には、回路規模が大きくなったり、スイッチング制御対象が増大したりすること。【解決手段】トランスTの第1コイルw1には、第1フルブリッジ回路FB1を介して第1コンデンサCiが接続されており、第2コイルw2には、第2フルブリッジ回路FB2を介して第2コンデンサCoが接続されている。トランスTの漏れインダクタによって、第1フルブリッジ回路FB1と第2フルブリッジ回路FB2との間にインダクタ12が設けられたのと等価となっている。第2コイルw2側から第1コイルw1側への電力の伝送に際しては、インダクタ12に一旦電力を蓄える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1コイル(w1)と、 前記第1コイルに接続される第1ブリッジ回路(FB1)と、 前記第1コイルと磁気結合した第2コイル(w2)と、 前記第2コイルに接続される第2ブリッジ回路(FB2)と、 を備え、 前記第1ブリッジ回路および前記第2ブリッジ回路間の電気経路には、前記第1コイルおよび前記第2コイルに流れる電流の増減に応じて蓄積エネルギを増減させることが可能なインダクタンス設定がなされており、 前記第1ブリッジ回路は、そのレッグによって、前記第1コイルの一方の端子および他方の端子のそれぞれを、前記第1ブリッジ回路の正極側端子(Tip1)および負極側端子(Tin1)のそれぞれに接続するものであり、 前記第2ブリッジ回路は、そのレッグによって、前記第2コイルの一方の端子および他方の端子のそれぞれを、前記第2ブリッジ回路の正極側端子(Tip2)および負極側端子(Tin2)のそれぞれに接続するものであり、 前記第1ブリッジ回路および前記第2ブリッジ回路のうち、それらに接続されるコイルに印加される電圧が該コイルのターン数によって除算された値が小さい方である低電圧側ブリッジ回路(FB2)から大きい方である高電圧側ブリッジ回路(FB1)へと、前記第1コイルおよび前記第2コイルのうち前記低電圧側ブリッジ回路に接続されたコイルである低電圧側コイルおよび該低電圧側コイルと磁気結合したコイルである高電圧側コイルを介して電力を伝送すべく、前記第1ブリッジ回路および前記第2ブリッジ回路を操作する昇圧処理手段(20)を備え、 前記昇圧処理手段は、 前記高電圧側ブリッジ回路の前記正極側端子および前記負極側端子のいずれか一方に接続される側の経路のみを介して前記高電圧側コイルの両端が接続される迂回経路を閉状態とすることで、前記第1ブリッジ回路および前記第2ブリッジ回路間の電気経路の電流を漸増させて該電気経路にエネルギを蓄積する蓄積処理と、 前記迂回経路を開状態とすることで、前記蓄積処理によって蓄積されたエネルギを前記高電圧側ブリッジ回路の正極側端子および負極側端子を介して前記高電圧側ブリッジ回路の外部に出力する昇圧処理と、 を実行することを特徴とする電力伝送装置。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (1件):
H02M3/28 F
Fターム (12件):
5H730AA14 ,  5H730AA15 ,  5H730AS04 ,  5H730BB27 ,  5H730BB57 ,  5H730BB61 ,  5H730DD04 ,  5H730EE04 ,  5H730EE07 ,  5H730FD01 ,  5H730FD31 ,  5H730FG01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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