特許
J-GLOBAL ID:201303052481512440

冷媒サイクルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-133962
公開番号(公開出願番号):特開2013-217643
出願日: 2013年06月26日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】予め特定することが必要な情報量を少なくし、演算処理負荷を低減し、実際に施工される状況の違いを反映させて、必要とされる入力エネルギの総和を小さく抑えた運転状態での安定化を迅速化させることが可能な冷媒サイクルシステムを提供する。【解決手段】冷媒サイクルシステムには、冷媒回路で冷凍サイクルを行わせるために室外ファンモータ、圧縮機、室内ファンモータ等を含む複数のアクチュエータが設けられている。制御部は、各アクチュエータと蒸発温度もしくは凝縮温度との関数のグラフについて、現状の蒸発温度や現状の凝縮温度における傾きを求め、アクチュエータそれぞれの入力エネルギの総和が現状よりも小さくなるように、目標蒸発温度や目標凝縮温度の値を更新させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
圧縮機(15、25)、熱源側熱交換器(17、27)、膨張弁(18、28、46、56、66)および利用側熱交換器(45、55、65)が接続されることで構成された冷媒回路(10、210、310)に、冷媒が循環する冷媒サイクルシステム(100、200、300)であって、 前記冷媒回路で冷凍サイクルを行わせるために設けられた複数のアクチュエータ(19m、29m、47m、57m、67m)と、 前記冷媒回路内を流れる冷媒の温度制御目標値、圧力制御目標値もしくはこれらと等価な物理量制御目標値のいずれかである冷媒目標状態量と、前記アクチュエータに対する入力エネルギ量と、の関係を示した関係式と、 前記アクチュエータへの入力値および前記入力値に対する前記アクチュエータの状態を示す値を用いること無く前記関係式を作成するための第1情報と、 前記アクチュエータへの入力値および前記入力値に対応する前記アクチュエータの状態を示す値を用いて前記関係式を得るための第2情報と、 の少なくともいずれかを、前記アクチュエータのそれぞれに対応させて複数記憶している記憶部(1b、2b、42、52、62)と、 前記冷媒目標状態量の値に対応する現状の冷媒状態量を取得する冷媒状態量取得手段(12、13、14、22、23、24、44、54、64)と、 前記現状の冷媒状態量から変化させたと仮定した場合の、前記アクチュエータそれぞれの入力エネルギの総和もしくは変化量の総和を、前記関係式に基づいて求め、 前記アクチュエータそれぞれの入力エネルギの総和が現状よりも小さくなるように、もしくは、前記アクチュエータそれぞれの入力エネルギの変化量の総和が低い値になるように、前記冷媒目標状態量の値を更新させつつ、 前記冷媒状態量取得手段によって取得される値が、更新された前記冷媒目標状態量の値に近づくように、前記アクチュエータの少なくともいずれか1つを制御する制御部(7、207、307)と、 を備え、 前記制御部(7)は、前記利用側熱交換器において要求される能力の変化幅が所定能力条件を満たす範囲内で、前記冷媒目標状態量の値を更新し、 前記アクチュエータ毎の複数の関係式の和として得られる関数は、前記冷媒目標状態量を変化させた場合に、前記アクチュエータのそれぞれに対する入力エネルギ量の合計値が極小となる極小点を有する関数である、 冷媒サイクルシステム(100、200、300)。
IPC (1件):
F24F 11/02
FI (4件):
F24F11/02 Z ,  F24F11/02 102T ,  F24F11/02 102X ,  F24F11/02 102W
Fターム (18件):
3L260AB03 ,  3L260AB04 ,  3L260BA22 ,  3L260BA75 ,  3L260CA12 ,  3L260CA32 ,  3L260CB06 ,  3L260CB08 ,  3L260EA03 ,  3L260EA04 ,  3L260EA07 ,  3L260EA08 ,  3L260EA09 ,  3L260EA19 ,  3L260EA28 ,  3L260FB04 ,  3L260FB12 ,  3L260FB13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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