特許
J-GLOBAL ID:201303052644849706
ヒートポンプシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
吉竹 英俊
, 有田 貴弘
, 福市 朋弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-101146
公開番号(公開出願番号):特開2013-228159
出願日: 2012年04月26日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】成績係数の低下を招くことなくヒートポンプ式加熱装置に異常が生じた事による湯水の供給能力の低下を抑制するヒートポンプシステムを提供する。【解決手段】制御部102,202は通常運転と異常時運転とを実行する。通常運転において、全てのヒートポンプ式加熱装置2A,2Bで異常が検知されないときに、沸き上げ運転を実行し、一の温度検出部が温度基準値よりも高い温度を検出したときに沸き上げ運転を終了する。異常時運転において、複数のヒートポンプ式加熱装置2A,2Bのうち少なくとも一つで異常が検知された場合に、異常が検知されないヒートポンプユニット式加熱装置の少なくとも一つを制御して沸き上げ運転を実行し、一の温度検出部よりも湯量が大きい第2の温度検出部が、温度基準値よりも高い温度を検出したときに、沸き上げ運転を終了する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
湯水が蓄えられる貯湯タンク(11)と、
貯湯タンクの下部に接続される吐出配管(h2,h21,h22)と、
前記貯湯タンクに接続される入湯配管(h3,h31,h32)と、
前記吐出配管から供給される前記湯水を加熱して前記入湯配管を介して前記貯湯タンクに戻す沸き上げ運転を実行する複数のヒートポンプ式加熱装置(20A,20B)と、
前記複数のヒートポンプ式加熱装置の各々の異常を検知する異常検知部(103,203)と、
前記貯湯タンク内の湯量が異なる複数の位置に設けられた複数の温度検出部(3,3A〜3E,25)と、
前記入湯配管に設けられて前記複数のヒートポンプ式加熱装置の各々によって加熱された前記湯水の沸き上げ温度を検出する沸き上げ温度検出部(28)と、
前記沸き上げ運転を制御する制御部と
を備えるヒートポンプシステムにおいて、
前記制御部は、
(i)全ての前記複数のヒートポンプ式加熱装置で前記異常が検知されない場合、前記沸き上げ温度と、沸き上げ温度についての目標値との偏差を低減するように少なくとも一つの前記複数のヒートポンプ式加熱装置を制御して第1の前記沸き上げ運転を実行し、前記複数の温度検出部のうちの一つである第1温度検出部が、予め設定された温度基準値よりも高い温度を検出したときに前記第1の前記沸き上げ運転を終了する通常運転を行い、
(ii)前記複数のヒートポンプ式加熱装置の少なくとも一つにおいて前記異常が検知された場合、前記沸き上げ温度と前記目標値との偏差を低減するように前記異常が検知されていない前記ヒートポンプ式加熱装置の少なくとも一つを制御して第2の前記沸き上げ運転を実行し、前記複数の温度検出部のうちの一つであり、かつ、前記第1温度検出部よりも前記湯量が大きい位置に設けられた第2温度検出部が、前記温度基準値よりも高い温度を検出したときに、前記第2の前記沸き上げ運転を終了する異常時運転を行う、ヒートポンプシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
F24H1/00 611R
, F24H1/18 503Z
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