特許
J-GLOBAL ID:201303052725306383

固体酸化物形燃料電池システム、及び、セル温度センサ故障時のシステム停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (17件): 笹島 富二雄 ,  小川 護晃 ,  西山 春之 ,  池本 理絵 ,  関谷 充司 ,  長谷 玲子 ,  奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  河村 英文 ,  中村 綾子 ,  森本 聡二 ,  角田 恭子 ,  田中 祐 ,  徳本 浩一 ,  渡辺 篤司 ,  児玉 真衣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-026968
公開番号(公開出願番号):特開2013-164956
出願日: 2012年02月10日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】 燃料電池スタックのセル温度を検出するセル温度センサの故障時に、システムの通常停止を可能とする。 【解決手段】 セル温度センサの故障時は、セル温度に代え、改質器の改質触媒温度センサにより改質触媒温度を検出しつつ、改質触媒温度の低下に従って、予め定められた手順で改質器及び燃料電池スタックの状態を制御してシステムを停止させる。すなわち、改質触媒温度が低下して第1の所定温度T1に達するまで改質器への原燃料及び改質水の供給を減量しつつ継続する改質停止工程(S32、S33)と、改質触媒温度が更に低下して第2の所定温度T2に達するまで燃料電池スタックへのカソード用空気の供給を継続するカソード空気冷却工程(S35、S36)とを経て、システムを停止させる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
改質反応により水素リッチな燃料ガスを生成する改質器と、この改質器からの燃料ガスと空気とを反応させて発電する複数の固体酸化物形燃料電池セルの組立体である燃料電池スタックと、前記改質器及び前記燃料電池スタックを取り囲み、その内部で前記燃料電池スタックでの余剰の燃料ガスを燃焼させて前記改質器及び前記燃料電池スタックを高温状態に維持するモジュールケースと、前記燃料電池スタックのセル温度を検出するセル温度センサと、前記改質器及び前記燃料電池スタックの状態を制御する制御ユニットと、を含んで構成され、 前記制御ユニットは、システムの停止要求があったときに、前記セル温度センサによりセル温度を検出しつつ、セル温度の低下に従って、予め定められた手順で前記改質器及び前記燃料電池スタックの状態を制御してシステムを停止させるシステム停止制御部を有する、 固体酸化物形燃料電池システムであって、 前記改質器の改質触媒温度を検出する改質触媒温度センサを更に含んで構成され、 前記制御ユニットは、 前記セル温度センサの故障を検出するセル温度センサ故障検出部と、 前記セル温度センサの故障時に、前記セル温度に代えて、前記改質触媒温度センサにより改質触媒温度を検出しつつ、改質触媒温度の低下に従って、予め定められた手順で前記改質器及び前記燃料電池スタックの状態を制御してシステムを停止させるセル温度センサ故障時のシステム停止制御部と、を更に有することを特徴とする、 固体酸化物形燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/12 ,  H01M8/04 Z
Fターム (11件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA09 ,  5H027BA20 ,  5H027CC04 ,  5H027DD01 ,  5H027DD06 ,  5H027KK41 ,  5H027KK42 ,  5H027KK46 ,  5H027MM04
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る