特許
J-GLOBAL ID:201303053011362480
無線タグ装置、無線通信システムおよび再送制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
大野 聖二
, 森田 耕司
, 鈴木 守
, 津田 理
, 加藤 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-236670
公開番号(公開出願番号):特開2013-097408
出願日: 2011年10月28日
公開日(公表日): 2013年05月20日
要約:
【課題】 無線リーダ装置との通信が失敗したときに、今後の再送の機会の多寡に応じて適切な優先度を設定し、その優先度に基づいて適切な再送制御をすることのできる無線タグ装置を提供する。 【解決手段】 無線タグ装置2は、無線リーダ装置3からの応答要求信号を受信し、その受信強度を測定する。また、その応答要求信号に応答して、無線リーダ装置3との通信の成否を判定する。さらに、受信強度の増減に基づいて移動判定を行い、受信強度と閾値を比較して遠近判定を行って、移動判定と遠近判定の判定結果に基づいてエリア判定を行う。無線タグ装置2は、無線リーダ装置3との通信が失敗した場合に、エリア判定の判定結果に基づいて、エリアごとに定められた優先度(遠距離離脱:最高、近距離離脱:高、近距離接近:中、遠距離接近:低)に応じて再送タイミングを制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
無線リーダ装置から送信される応答要求信号を受信する受信部と、
前記応答要求信号の受信強度を測定する受信強度測定部と、
前記応答要求信号に対する応答として送信した応答信号が前記無線リーダ装置で受け付けられて前記無線リーダ装置との通信が成功したか否か判定する通信成否判定部と、
以前の応答要求信号の受信強度と今回の応答要求信号の受信強度とに基づいて、前記受信強度が増加している場合には接近と判定し、前記受信強度が減少している場合には離脱と判定する移動判定を行う移動判定部と、
前記今回の応答要求信号の受信強度に基づいて、前記受信強度が所定の閾値以上である場合には近距離と判定し、前記受信強度が前記閾値未満である場合には遠距離と判定する遠近判定を行う遠近判定部と、
前記移動判定と前記遠近判定の判定結果に基づいて、遠距離離脱エリア、近距離離脱エリア、近距離接近エリア、遠距離接近エリアのいずれのエリアに属するかを判定するエリア判定を行うエリア判定部と、
前記無線リーダ装置との通信が失敗したと判定された場合に、前記エリア判定の判定結果に基づいて、前記エリアごとに定められた優先度に応じて、前記応答信号を再送する再送タイミングを制御する再送タイミング制御部と、
を備え、
前記遠距離離脱エリアの優先度は最も高い第1優先度であり、前記近距離離脱エリアの優先度は前記第1優先度より低い第2優先度であり、前記近距離接近エリアの優先度は前記第2優先度より低い第3優先度であり、前記遠距離接近エリアの優先度は前記第3優先度より低い第4優先度であることを特徴とする無線タグ装置。
IPC (4件):
G06K 19/07
, H04W 28/04
, H04W 84/10
, H04B 5/02
FI (4件):
G06K19/00 H
, H04Q7/00 263
, H04Q7/00 629
, H04B5/02
Fターム (13件):
5B035BB09
, 5B035CA11
, 5B035CA23
, 5K012AB05
, 5K012AE04
, 5K012BA02
, 5K067AA21
, 5K067BB21
, 5K067CC08
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067EE35
, 5K067HH28
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