特許
J-GLOBAL ID:201303053257812744

アルミニウム合金積層板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 竹中 芳通 ,  亀岡 誠司 ,  武仲 宏典 ,  坂谷 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-059128
公開番号(公開出願番号):特開2013-194243
出願日: 2012年03月15日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】アルミニウム合金ラジエータチューブなどのろう付け相当加熱後の積層板や、アルミニウム合金ブレージングシートなどの積層板の薄肉化が可能な、高強度化と耐エロージョン性とに優れたアルミニウム合金積層板やろう付け相当加熱後の積層板を提供する。【解決手段】少なくとも心材アルミニウム合金板2とアルミニウム合金犠牲防食材3とをクラッドし、ろう付け4によって熱交換器とされるアルミニウム合金積層板1あるいはろう付け4相当加熱後の積層板1であって、前記心材アルミニウム合金板2が3000系の特定成分組成からなり、更に、この心材アルミニウム合金板2の特定サイズの析出物の粒度分布を制御して、高強度化と耐エロージョン性とを優れさせる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも心材アルミニウム合金板とアルミニウム合金犠牲防食材とをクラッドし、ろう付けによって熱交換器とされるアルミニウム合金積層板であって、前記心材アルミニウム合金板が、質量%で、Mn:0.5〜1.8%、Si:0.2〜1.5%、Cu:0.05〜1.2%、Ti:0.03〜0.3%を各々含有するとともに、Fe:1.0 %以下に規制し、更に、Cr:0.02〜0.4%、Zr:0.02〜0.4%、Ni:0.02〜0.4%のうちの1種または2種以上を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金組成を有し、更に、この心材アルミニウム合金板の圧延面板厚中心部での10000倍のTEMにより観察される円相当直径が100nm以下の析出物の粒度分布として、円相当直径が10nm〜100nmの範囲の析出物の平均数密度が30個/μm3 以上であり、円相当直径が10nm〜60nmの範囲の析出物の平均数密度が15個/μm3 以上であり、円相当直径が10nm〜40nmの範囲の析出物の平均数密度が1.5個/μm3 以上であることを特徴とするアルミニウム合金積層板。
IPC (3件):
C22C 21/00 ,  B32B 15/01 ,  F28F 21/08
FI (6件):
C22C21/00 E ,  C22C21/00 K ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 J ,  B32B15/01 F ,  F28F21/08 A
Fターム (13件):
4F100AB02A ,  4F100AB10A ,  4F100AB10B ,  4F100AB11A ,  4F100AB12A ,  4F100AB13A ,  4F100AB14A ,  4F100AB17A ,  4F100AB19A ,  4F100AB31A ,  4F100AB31B ,  4F100BA02 ,  4F100JB02B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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