特許
J-GLOBAL ID:201303053340019797

積層型コイル部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-045638
公開番号(公開出願番号):特開2013-183009
出願日: 2012年03月01日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】高いQ値を得ることができる積層型コイル部品を提供する。【解決手段】端子電極6を形成する素体2の端面2aのうち、コイル部配置層10の端面10aは、素体2の内側へ向かって湾曲している。従って、端子電極6を形成するためにディップ工程を行う際、電極ペーストPSがコイル部配置層10の端面10aの湾曲部に溜まることで、湾曲部の底部DP付近において側面2c側へ濡れ上がる電極ペーストの量を抑えることができる。位置決め層11で位置決めを行うことによって、正確にディップ工程を行うことができる。以上によって、端子電極6の側面2c側への回り込み部6bのライン性がよくなることで寸法管理がし易くなると共に、当該回り込み部6bがコイル部3に近づきすぎることを防止できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の絶縁体層を積層することによって形成される素体と、 複数のコイル導体によって前記素体の内部に形成されるコイル部と、 前記素体の端面を覆うと共に、前記素体の側面における前記端面側の一部を覆う端子電極と、を備え、 前記素体は、 内部に前記コイル部が配置される、ガラスセラミックスからなるコイル部配置層と、 前記コイル部配置層を挟むように少なくとも一対設けられる最外層によって構成され、前記端子電極を形成する際の位置決めの基準となる位置決め層と、を有し、 前記位置決め層は、前記コイル部配置層よりも薄く、 前記コイル部配置層の端面は、前記素体の内側へ向かって湾曲していることを特徴とする積層型コイル部品。
IPC (2件):
H01F 27/29 ,  H01F 17/00
FI (2件):
H01F15/10 C ,  H01F17/00 D
Fターム (7件):
5E070AA01 ,  5E070AB06 ,  5E070BA11 ,  5E070BB01 ,  5E070CB13 ,  5E070EA01 ,  5E070EB04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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