特許
J-GLOBAL ID:201303053347812913

ケイ素化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見 知典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-109214
公開番号(公開出願番号):特開2013-234163
出願日: 2012年05月11日
公開日(公表日): 2013年11月21日
要約:
【課題】グリニャール試薬を用いた合成過程において、副生する固体不純物を簡便に除去する工程を含むケイ素化合物の製造方法の提供。【解決手段】式R1MgY(式中、R1は多環式炭化水素基を示し、Yはハロゲン原子を示す。)で表されるグリニャール試薬と式R24-nSiXn(式中、R2は炭化水素基、Xはハロゲン原子、または、炭素数1から5のアルコキシ基、nは1から4の整数を示す。)で表される有機シラン化合物とのカップリング反応で得られる式R1R23-mSiXmで表される多環式炭化水素基を持つ有機シラン化合物を製造する時に副生する副生物R1-H(式中、R1は多環式炭化水素基を示す)を、副生物の沸点より高い沸点の溶媒と、副生物の沸点より低い沸点の溶媒を使用して、副生物と溶媒を同時に留去により除去した後、縮合多環式炭化水素基を持つ有機ケイ素化合物を蒸留で得る多環式炭化水素基を持つケイ素化合物の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記一般式 R1MgY (式中、R1は多環式炭化水素基を示し、Yはハロゲン原子を示す。) で表されるグリニャール試薬と下記一般式 R24-nSiXn (式中、R2は炭化水素基、Xはハロゲン原子、または、炭素数1から5のアルコキシ基、nは1から4の整数を示す。) で表される有機シラン化合物とのカップリング反応で得られる下記一般式 R1R23-mSiXm (式中、R1は多環式炭化水素基、R2は炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子、または、炭素数1から5のアルコキシ基を示す。mは0から3の整数を示す。) で表される多環式炭化水素基を持つ有機シラン化合物を製造する時に副生する下記副生物 R1-H (式中、R1は多環式炭化水素基を示す) を、副生物の沸点より高い沸点の溶媒と、副生物の沸点より低い沸点の溶媒を使用して、副生物と溶媒を同時に留去により除去した後、縮合多環式炭化水素基を持つ有機ケイ素化合物を蒸留で得る多環式炭化水素基を持つケイ素化合物の製造方法。
IPC (2件):
C07F 7/18 ,  C07F 7/20
FI (2件):
C07F7/18 D ,  C07F7/20
Fターム (8件):
4H049VN01 ,  4H049VP01 ,  4H049VQ08 ,  4H049VQ21 ,  4H049VR21 ,  4H049VR43 ,  4H049VS21 ,  4H049VW02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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