特許
J-GLOBAL ID:201303053671258929

ガス化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉岡 宏嗣 ,  小田 哲明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-099442
公開番号(公開出願番号):特開2013-227397
出願日: 2012年04月25日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】システムの効率低下を抑制するとともにガス化炉内の炉壁の損傷及び流路の閉塞を防止する。【解決手段】炭素系固体原料及び酸化剤を供給するバーナが上下段に設置されたガス化室14と絞り部15と熱回収部16とを有するガス化炉11と、ガス化炉11の後段側に設置されたチャー回収装置21で回収されたチャーをガス化室14に搬送するチャー搬送装置28と、その後段側に設置されるシフト反応装置23と、その後段側に設置された二酸化炭素分離回収装置24で分離された二酸化炭素の一部を炭素系固体原料及びチャーの搬送用ガスとして供給する二酸化炭素供給装置27と、ガス化室14に水蒸気を供給する第1の水蒸気供給管35とを備え、第1の水蒸気供給管35は、ガス化室14からのチャー排出量及びガス化室14のガス温度に応じて、水蒸気の供給量を調節する第1の供給量調節装置40を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
炭素系固体原料及び酸化剤を供給するバーナが上下段に設置され可燃性ガスを生成するガス化室と該ガス化室の下流側の流路断面積を減少させて前記可燃性ガスを該ガス化室から排出する絞り部と該絞り部の下流側で前記可燃性ガスを冷却する熱回収部とを有するガス化炉と、 前記ガス化炉から排出される前記可燃性ガスに同伴されるチャーを回収するチャー回収装置と、該チャー回収装置で回収された前記チャーを前記ガス化炉の前記ガス化室に搬送するチャー搬送装置と、 前記チャー回収装置を通過した前記可燃性ガスに水蒸気を供給して水素及び二酸化炭素を生成させるシフト反応装置と、 前記シフト反応装置を通過した前記可燃性ガスから二酸化炭素を分離して回収する二酸化炭素分離回収装置と、 前記二酸化炭素分離回収装置で回収された前記二酸化炭素の一部を前記炭素系固体原料の搬送用ガスとして供給するとともに前記チャーの搬送用ガスとして供給する二酸化炭素供給装置とを有するガス化システムにおいて、 前記ガス化炉の前記ガス化室に水蒸気を供給する第1の水蒸気供給管を備え、 前記第1の水蒸気供給管は、前記ガス化室から排出される前記チャーの排出量及び前記ガス化室のガス温度に応じて、前記水蒸気の供給量を調節する第1の供給量調節装置を備えることを特徴とするガス化システム。
IPC (2件):
C10J 3/46 ,  C10K 3/04
FI (5件):
C10J3/46 H ,  C10J3/46 C ,  C10J3/46 J ,  C10J3/46 K ,  C10K3/04
Fターム (5件):
4H060AA02 ,  4H060BB12 ,  4H060BB21 ,  4H060DD02 ,  4H060GG01

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