特許
J-GLOBAL ID:201303053798096340

エリスロポエチン応答性細胞、組織及び器官の保護、回復ならびに増強

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 特許業務法人 津国 ,  津国 肇 ,  柳橋 泰雄 ,  伊藤 佐保子 ,  小澤 圭子 ,  三宅 俊男 ,  小國 泰弘 ,  田中 洋子 ,  生川 芳徳 ,  柴田 明夫 ,  鈴木 音哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-092598
公開番号(公開出願番号):特開2013-166775
出願日: 2013年04月25日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】エリスロポエチン応答性細胞、組織、器官もしくは身体部分の機能又は生存力をin vivo、in situまたはex vivoで保護又は増強する方法及び組成物の提供。【解決手段】少なくともシアル酸成分を持たない、少なくともN結合型糖鎖もしくはO結合型糖鎖を持たないエリスロポエチンであって、1つ以上の修飾されたリシン残基の少なくとも一つを有する修飾エリスロポエチン及び薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
エリスロポエチン応答性哺乳動物細胞、ならびにそれらに関連する細胞、組織及び器官の機能もしくは生存力を保護、維持、増強もしくは回復する医薬組成物を調製するための以下のエリスロポエチンからなる群から選択されるエリスロポエチンの使用: i)少なくともシアル酸成分を持たないエリスロポエチン、 ii)少なくともN結合型糖鎖もしくはO結合型糖鎖を持たないエリスロポエチン、 iii)天然エリスロポエチンを少なくとも1つのグリコシダーゼで処理することによって少なくとも糖鎖の含有量を低下させたエリスロポエチン、 iv)非哺乳動物細胞中で組換えエリスロポエチンを発現させることにより少なくとも非哺乳動物グリコシル化パターンを有する糖鎖部分を含む、エリスロポエチン、 v)化学的に還元することもできる少なくとも1つ以上の酸化糖鎖を有するエリスロポエチン、 vi)少なくとも1つ以上の修飾されたアルギニン残基を有するエリスロポエチン、 vii)少なくとも1つ以上の修飾されたリシン残基を有するもしくはエリスロポエチン分子のN末端アミノ基が修飾されたエリスロポエチン、 viii)少なくとも修飾されたチロシン残基を有するエリスロポエチン、 ix)少なくとも修飾されたアスパラギン酸もしくはグルタミン酸残基を有するエリスロポエチン、 x)少なくとも修飾されたトリプトファン残基を有するエリスロポエチン、 xi)少なくとも1つのアミノ基が除去されたエリスロポエチン、 xii)エリスロポエチン分子中のシスチン結合の少なくとも1つの開裂を少なくとも有するエリスロポエチン、 xiii)少なくとも1つのアミノ酸の少なくとも1つの置換を有するエリスロポエチン、ならびに xiv)トランケート型エリスロポエチン。
IPC (13件):
A61K 38/22 ,  A61P 25/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/00 ,  A61P 29/00 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/32 ,  A61P 25/20 ,  A61P 11/00 ,  A61P 9/04 ,  A61P 27/02 ,  A61P 27/06
FI (14件):
A61K37/24 ,  A61P25/00 ,  A61P9/10 ,  A61P9/10 101 ,  A61P9/00 ,  A61P29/00 ,  A61P25/28 ,  A61P25/22 ,  A61P25/32 ,  A61P25/20 ,  A61P11/00 ,  A61P9/04 ,  A61P27/02 ,  A61P27/06
Fターム (17件):
4C084AA02 ,  4C084AA06 ,  4C084AA07 ,  4C084BA44 ,  4C084DB56 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA012 ,  4C084ZA052 ,  4C084ZA152 ,  4C084ZA162 ,  4C084ZA332 ,  4C084ZA362 ,  4C084ZA432 ,  4C084ZA452 ,  4C084ZA592 ,  4C084ZB112 ,  4C084ZC392
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (5件)
  • On the mechanism of erythropoietin-induced differentiation. 13. The role of sialic acid in erythropo
  • On the mechanism of erythropoietin-induced differentiation. 13. The role of sialic acid in erythropo
  • PROCEEDINGS OF THE SOCIETY FOR EXPERIMENTAL BIOLOGY AND MEDICINE, 1974, VOL.146, P.759-763
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