特許
J-GLOBAL ID:201303053933202563

電流検出器及び電流検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中前 富士男 ,  清井 洋平 ,  来田 義弘 ,  今中 崇之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-127330
公開番号(公開出願番号):特開2013-250243
出願日: 2012年06月04日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】全体の制御にデジタル処理を組み合わせて、比較的廉価のCPU(例えば、8ビット)であっても、高精度のデジタル信号を出力させることができる広帯域型の電流検出器及び電流検出方法を提供する。【解決手段】測定電流が流れる被測定導体11が挿通可能な空間部12を取り囲んで配置された可飽和リングコア13と、可飽和リングコア13に巻かれた励振コイル14と、励振コイル14の巻かれた可飽和リングコア13を中央にして配置された第2のリングコア15と、第2のリングコア15に巻かれたキャンセルコイル16と、これらの制御装置20を有する電流検出器10であって、制御装置20はデジタル制御で行われ、励振コイル14に流す交番パルス電流、キャンセルコイル16に発生する電流差もデジタル制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
測定電流が流れる被測定導体が挿通可能な空間部を備え、該空間部を取り囲んで配置された可飽和リングコアと、該可飽和リングコアに巻かれた励振コイルと、該励振コイルの巻かれた前記可飽和リングコアを中央にして配置された第2のリングコアと、該第2のリングコアに巻かれた巻数nのキャンセルコイルと、これらの制御装置を有する電流検出器であって、前記制御装置には、 1)前記被測定導体に流れる電流Iを前記キャンセルコイルで検出し、該キャンセルコイルで検出した電流I/nをA/D変換したデジタル値Pを測定して記憶する第1の計測手段と、 2)前記デジタル値Pを記憶した後に作動し、前記デジタル値PをD/A変換すると共にアンプで増幅して、前記キャンセルコイルにキャンセル電流Icを流す粗電流調整手段と、 3)前記励振コイルに、半サイクル途中位置で前記可飽和リングコアの磁気飽和が可能でプラスマイナス方向に変わる交番パルス電流を流す交番パルス発生手段と、 4)前記電流I/n及び前記キャンセル電流Icの差分に対応する前記交番パルス電流のプラス側の変移と前記交番パルス電流のマイナス側の変移との差に対応するデジタル値Qを測定する第2の計測手段と、 5)前記デジタル値QをD/A変換すると共にアンプで増幅して前記キャンセルコイルに流す微電流調整手段と、 6)前記デジタル値Pに前記デジタル値Qを加えた値を測定値として出力するデジタル出力手段とを有することを特徴とする電流検出器。
IPC (2件):
G01R 15/18 ,  G01R 19/00
FI (2件):
G01R15/02 G ,  G01R19/00 B
Fターム (13件):
2G025AA00 ,  2G025AB14 ,  2G025AC05 ,  2G035AB01 ,  2G035AB04 ,  2G035AC02 ,  2G035AD10 ,  2G035AD20 ,  2G035AD23 ,  2G035AD28 ,  2G035AD29 ,  2G035AD51 ,  2G035AD66
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第4884384号
  • 電流測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-122714   出願人:三菱電機株式会社

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