特許

J-GLOBAL ID：201303054556452661

4サイクルエンジン

発明者： 大澤 宏
出願人/特許権者： スズキ株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-280745
公開番号（公開出願番号）：特開2013-130135
出願日： 2011年12月22日
公開日（公表日）： 2013年07月04日
要約：

【課題】シリンダヘッドの小型化が可能で、且つガス漏れが生じない4サイクルエンジンを提供する。【解決手段】シリンダボア壁8と燃焼室9の天井壁10を連結したシリンダスリーブ7を回転可能にエンジン本体1に配置し、天井壁10の外側面に沿うようにエンジン本体1に形成された外側天井壁29には吸気口24及び排気口25を開口し、吸気口シール31及び排気口シール32を天井壁10と外側天井壁29の間に配置し、クランク軸6の駆動側ベベルギヤ26とシリンダスリーブ7側の被駆動側ベベルギヤ27によりクランク軸6の2回転中にシリンダスリーブ7を1回転させて天井壁10の連通穴13を吸気口24及び排気口25に連続し、シリンダスリーブ7をシリンダボアの軸線方向に移動可能として天井壁10を外側天井壁29に押し付けるコイルスプリング27をシリンダスリーブ7と被駆動側ベベルギヤ27の間に配置する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

クランク軸と同期してシリンダボアの軸線周りに回転する回転体により吸排気を行う4サイクルエンジンにおいて、 シリンダボアの軸線周りに回転可能にエンジン本体内に配置されシリンダボア壁と燃焼室の球面形状の天井壁とを一体に連結したシリンダスリーブと、 前記エンジン本体に形成され前記シリンダスリーブの天井壁の外側面に沿う球面形状の外側天井壁と、 前記外側天井壁に開口され吸気ポートの下流端部に位置する吸気口及び排気ポートの上流端部に位置する排気口と、 前記シリンダスリーブに形成され前記吸気口及び排気口を燃焼室に連通する連通穴と、 前記天井壁と外側天井壁との間に配置されて前記連通穴及び吸気口及び排気口からのガス漏れを防止するシール部材と、 前記シリンダスリーブがシリンダボアの軸線方向に移動可能な状態で連結されクランク軸が2回転する間に前記シリンダスリーブを1回転させて前記連通穴を所定のタイミングで前記吸気口及び排気口に連続させる駆動機構と、 前記シリンダスリーブと駆動機構との間に配置され前記天井壁を外側天井壁に押し付ける方向にシリンダスリーブを移動する押圧部材とを備えたことを特徴とする4サイクルエンジン。

IPC (5件)：

F02F 1/18 ,  F01L 7/06 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/10 ,  F02F 1/22

FI (6件)：

F02F1/18 A ,  F01L7/06 Z ,  F02F1/00 L ,  F02F1/18 B ,  F02F1/10 Z ,  F02F1/22 A

Fターム (14件)：

3G024AA09 ,  3G024AA11 ,  3G024AA27 ,  3G024AA41 ,  3G024BA20 ,  3G024CA15 ,  3G024DA01 ,  3G024DA03 ,  3G024DA08 ,  3G024DA18 ,  3G024EA01 ,  3G024EA13 ,  3G024FA08 ,  3G024FA13