特許
J-GLOBAL ID:201303054596115927
金ナノ粒子分散液及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-045555
公開番号(公開出願番号):特開2013-181205
出願日: 2012年03月01日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】常温で乾燥させるだけで、高い導電率を有する薄膜を形成し得る金ナノ粒子分散液、及びその製造方法を提供すること。【解決手段】非常に薄い親水性有機単分子膜(厚さ0.5nm程度)で覆われた金ナノ粒子を合成し、水中に分散させた状態で金ナノ粒子分散液に長時間超音波を照射することにより、金ナノ粒子表面の親水性有機分子の一部を剥がす。本発明の金属ナノ粒子分散液は、金ナノ粒子の平均粒子径が10nm以上20nm以下であり、メルカプトコハク酸又は2-メルカプトプロピオニルグリシンの専有面積が25Å2以上50Å2以下であることを特徴とする。本発明の金ナノ粒子分散液は、乾燥後、金属光沢を呈する導電性薄膜を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
塩化金酸と、メルカプトコハク酸又は2-メルカプトプロピオニルグリシンとを親水性溶媒に分散させ、冷却しながら水素化ホウ素ナトリウム水溶液を添加することによって塩化金酸を還元し、メルカプトコハク酸又は2-メルカプトプロピオニルグリシンによって表面が覆われた金ナノ粒子を調整する工程Aと、
親水性溶媒を用いて前記金ナノ粒子を洗浄する工程Bと、
メルカプトコハク酸又は2-メルカプトプロピオニルグリシンの共存下、前記金ナノ粒子を水中に分散させ、超音波を0.6kWh以上10kWh以下照射する工程Cと、
前記工程Cの後、親水性溶媒を用いて前記金ナノ粒子を洗浄する工程Dと、
前記工程Dの後、前記金ナノ粒子を水又は親水性溶媒中に分散させる工程Eと、
を有する金ナノ粒子分散液の製造方法。
IPC (4件):
B22F 9/24
, B01J 13/00
, C09D 17/00
, C09C 3/04
FI (4件):
B22F9/24 F
, B01J13/00 B
, C09D17/00
, C09C3/04
Fターム (35件):
4G065AA01
, 4G065AA05
, 4G065AB02X
, 4G065AB03X
, 4G065AB11Y
, 4G065AB17Y
, 4G065AB21Y
, 4G065BA01
, 4G065BA15
, 4G065BA20
, 4G065CA11
, 4G065DA06
, 4G065EA01
, 4G065EA03
, 4G065EA10
, 4G065FA01
, 4G065FA02
, 4J037AA04
, 4J037CB04
, 4J037CB08
, 4J037CB21
, 4J037DD05
, 4J037DD13
, 4J037EE08
, 4J037EE24
, 4J037EE28
, 4J037EE43
, 4J037FF09
, 4J037FF11
, 4K017AA08
, 4K017BA02
, 4K017CA08
, 4K017EJ01
, 4K017FB07
, 4K017FB11
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