特許
J-GLOBAL ID:201303055271318135

浸透圧発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 溝上 哲也 ,  岩原 義則 ,  山本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-047149
公開番号(公開出願番号):特開2013-181501
出願日: 2012年03月02日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】浸透圧発電システムの発電効率を高める。【解決手段】半透膜13と、半透膜13の一方の膜面側に形成され、海水淡水化プラント31で海水を淡水化時に生成された濃縮海水14が供給される高濃度水区画15と、前記半透膜13の他方の膜面側に形成され、濃縮海水14よりも濃度が低い低濃度水16が供給される低濃度水区画17とを有する半透膜装置12と、タービン19を回転させて発電する発電機18を備える。高濃度水区画15に供給される濃縮海水14に、製塩プラント41で塩を製塩する工程で副産物として生成された塩化マグネシウムを主要成分とする苦汁25を添加する。【効果】高濃度水として苦汁25を添加した濃縮海水14を用いるので、浸透圧エネルギーが飛躍的に高くなる。濃縮海水32,42による海洋生態系への影響も低減できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
半透膜と、前記半透膜の一方の膜面側に形成され、海水淡水化プラントで海水を淡水化時に生成された濃縮海水が供給される高濃度水区画と、前記半透膜の他方の膜面側に形成され、前記濃縮海水よりも濃度が低い低濃度水が供給される低濃度水区画とを有する半透膜装置と、前記低濃度水が前記半透膜を介して前記濃縮海水に浸透することによって生じる浸透圧エネルギーを利用してタービンを回転させて発電する発電機と、を備えた浸透圧発電システムにおいて、 前記高濃度水区画に供給される濃縮海水に、製塩プラントで塩を製塩する工程で副産物として生成された塩化マグネシウムを主要成分とする苦汁を添加することを特徴とする浸透圧発電システム。
IPC (4件):
F03G 7/00 ,  C02F 1/44 ,  B01D 61/00 ,  B01D 61/02
FI (4件):
F03G7/00 G ,  C02F1/44 G ,  B01D61/00 500 ,  B01D61/02
Fターム (8件):
4D006GA03 ,  4D006GA14 ,  4D006KA02 ,  4D006KA14 ,  4D006KB14 ,  4D006PA01 ,  4D006PB03 ,  4D006PC80

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