特許
J-GLOBAL ID:201303056972987348

組換えAAVベクターの高力価ヘルパーなし調製物を生成するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青山 葆 ,  山田 卓二 ,  松谷 道子 ,  橋本 諭志 ,  水原 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-006541
公開番号(公開出願番号):特開2013-143940
出願日: 2013年01月17日
公開日(公表日): 2013年07月25日
要約:
【課題】遺伝子送達のためのベクターとして使用され得る組換えアデノ随伴ウイルス(AAV)の高力価の、実質的に精製された調製物を産生するための方法および組成物の提供、ならびにウイルス感染性および/もしくは複製に影響を及ぼす薬剤のスクリーニングの評価の提供。【解決手段】ベクター産生の開始において、AAVプロデューサー細胞は、1つ以上のAAVパッケージング遺伝子、目的の異種(すなわち、非AAV)トランスジーンを含むAAVベクター、およびアデノウイルスのようなヘルパーウイルスを含む。産生されたAAVベクター調製物は、一般に複製コンピテントではないが、目的のトランスジーン(例えば、治療遺伝子)の任意の広範な組織および細胞への送達を媒介し得る。AAVベクター調製物は、ヘルパーウイルス、ならびにヘルパーウイルスタンパク質および細胞タンパク質および他の夾雑物を実質的に含まない。【選択図】なし
請求項(抜粋):
組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)粒子の集団を生成する方法であって、以下の工程: a)以下を含むAAVプロデューサー細胞を提供する工程: (i)1つ以上のAAVパッケージング遺伝子であって、ここで該AAVパッケージング遺伝子の各々が、AAV複製またはキャプシド化タンパク質をコードする、遺伝子; (ii)少なくとも1つのAAV逆方向末端反復配列(ITR)に隣接する異種非AAVポリヌクレオチドを含む組換えAAV(rAAV)プロベクター;および (iii)AAVのヘルパーウイルス; b)工程a)で提供されるプロデューサー細胞を、AAVの複製を可能にする条件下でインキュベートする工程; c)工程b)のインキュベーションの後に該プロデューサー細胞を溶解して、AAVプロデューサー細胞溶解物を生成する工程; d)工程c)のAAVプロデューサー細胞溶解物を少なくとも1つの正に荷電した陰イオン交換樹脂上でクロマトグラフィーにかける工程;ならびに e)工程d)のrAAV粒子を含むクロマトグラフィー画分を、陽イオン交換クロマトグラフィーまたは接線流濾過によって精製して、rAAVベクター粒子の精製された集団を生成する工程、 を包含する、方法。
IPC (12件):
C12N 7/00 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 37/00 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/53 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10
FI (13件):
C12N7/00 ,  C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A ,  C12Q1/70 ,  G01N37/00 102 ,  G01N37/00 103 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z ,  G01N33/53 M ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101
Fターム (33件):
2G045CB01 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045FB02 ,  4B024AA01 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA13 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR39 ,  4B063QR82 ,  4B063QS34 ,  4B063QX07 ,  4B065AA90X ,  4B065AA93X ,  4B065AA95X ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BA05 ,  4B065BB12 ,  4B065BB15 ,  4B065BB25 ,  4B065BC03 ,  4B065BC07
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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