特許
J-GLOBAL ID:201303057867306005

医療用処置具およびこれを備えるマニピュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  鈴木 三義 ,  高柴 忠夫 ,  増井 裕士 ,  鈴木 史朗 ,  橋本 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-250682
公開番号(公開出願番号):特開2013-103074
出願日: 2011年11月16日
公開日(公表日): 2013年05月30日
要約:
【課題】医療用処置具において、処置具片の対を操作して開閉する際に、処置具片を閉じる場合に閉じ力を増大させるとともに開く場合にも開き力を増大させる。【解決手段】医療用処置具において、第1鉗子片11および第2鉗子片12を有する処置部10、操作部材20A、20B、リンク部材16、15を備え、リンク部材16では、基端部16bが進退する第1の進退軸と先端部16aの距離はリンク部材16の長さより短く、基端部16bと鉗子回動軸13の中心を結んで第1の進退軸に射影した長さは先端部16aと鉗子回動軸13の中心を結んで射影した長さよりも短く、リンク部材15では、基端部15bが進退する第2の進退軸と先端部15aの距離はリンク部材15の長さより短く、基端部15bと鉗子回動軸13の中心を結んで第2の進退軸に射影した長さは先端部15aと鉗子回動軸13の中心を結んで射影した長さよりも短い構成とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
少なくとも一方が基体に対して回動可能に支持された一対の処置具片を有する処置部と、 前記基体に対して一定の進退方向に沿って移動可能に設けられ、前記一対の処置具片を開く方向に回動させるため牽引による操作力を伝達する第1の操作部材と、 前記基体に対して前記進退方向に平行な方向に沿って移動可能に設けられ、前記一対の処置具片を閉じる方向に回動させるため牽引による操作力を伝達する第2の操作部材と、 回動可能な前記処置具片に第1の端部が連結され、第2の端部が前記第1の操作部材に連結された第1リンク部材と、 回動可能な前記処置具片に第1の端部が連結され、第2の端部が前記第2の操作部材に連結された第2リンク部材と、 を備え、 前記第1リンク部材では、 前記第1の操作部材の移動に伴って前記第2の端部が進退する第1の進退軸と前記第1の端部との距離は、前記第1リンク部材の長さより短く、 前記第2の端部と前記一対の処置具片の回動中心とを結んだ線分を前記第1の進退軸に射影した長さは、前記第1の端部と前記回動中心を結んだ線分を前記第1の進退軸に射影した長さよりも短く、 前記第2リンク部材では、 前記第2の操作部材の移動に伴って前記第2の端部が進退する第2の進退軸と、前記第1の端部との距離は、前記第2リンク部材の長さより短く、 前記第2の端部と前記一対の処置具片の回動中心とを結んだ線分を前記第2の進退軸に射影した長さは、前記第1の端部と前記回動中心を結んだ線分を前記第2の進退軸に射影した長さよりも短い ことを特徴とする医療用処置具。
IPC (2件):
A61B 17/28 ,  A61B 19/00
FI (2件):
A61B17/28 310 ,  A61B19/00 502
Fターム (1件):
4C160GG24
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る