特許
J-GLOBAL ID:201303058107330182

脱容器装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山内 康伸 ,  中井 博 ,  山内 伸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-159217
特許番号:特許第5254479号
出願日: 2012年07月18日
要約:
【課題】容器を反転させることなく簡単かつ効率よく容器から内容物を取り出すことができ、作業効率を向上させることができる脱容器装置を提供する。 【解決手段】中空な空間を有する有底容器内に収容された内容物を有底容器から剥離するための装置であって、有底容器における中空な空間と外部との間を連通する開口が斜め上方を向いた傾斜姿勢となるように有底容器を保持し得る容器保持手段10と、容器保持手段10によって有底容器が傾斜姿勢で保持された状態において有底容器に対して有底容器から内容物が離間する方向に力を加える剥離手段20と、を備えている。有底容器の開口が上方を向いたままでも、有底容器から内容物を剥離しただけで有底容器と内容物と分離できるので、両者を分離する作業の作業効率を向上させることができる。内容物を有底容器から取り出すための特別な機構などが不要であるから、装置の構造を簡単かつコンパクトにすることができる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 中空な空間を有し該中空な空間と外部とを連通する開口が設けられた有底容器内に収容された内容物を該有底容器から剥離するための装置であって、 前記有底容器の開口が斜め上方を向いた傾斜姿勢となるように該有底容器を保持し得る容器保持手段と、 該容器保持手段によって前記有底容器が傾斜姿勢で保持された状態において、該有底容器に対して該有底容器の下方から前記内容物が離間する方向に該有底容器を押圧する剥離手段と、を備えており、 前記容器保持手段は、 前記有底容器の姿勢を、該有底容器の開口が鉛直上方に向いた鉛直姿勢と、前記傾斜姿勢との間で変更しうるものであって、 前記有底容器を保持する容器保持部と、 該容器保持部が先端に設けられ、該先端が基端を支点として揺動可能に設けられた揺動アームと、を備えており、 前記剥離手段が、 前記有底容器の外面に接近接触する接触部材と、 前記有底容器が前記傾斜姿勢となったときに、該接触部材が前記有底容器の外面に接近接触するように該接触部材を移動させる接触部材移動機構と、を備えており、 該接触部材移動機構が、 前記揺動アームに揺動可能に連結された接触部材保持アームと、 該接触部材保持アームが前記揺動アームの揺動に連動して揺動するように該接触部材保持アームの揺動を制御する揺動制御部と、を備えている ことを特徴とする脱容器装置。
IPC (2件):
B65B 69/00 ( 200 6.01) ,  A23L 3/365 ( 200 6.01)
FI (2件):
B65B 69/00 ,  A23L 3/365 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-154529
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-154529

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