特許
J-GLOBAL ID:201303058678902400

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-270890
公開番号(公開出願番号):特開2013-122191
出願日: 2011年12月12日
公開日(公表日): 2013年06月20日
要約:
【課題】内燃機関の気筒内が非燃焼状態から燃焼状態へ切り替わったときの振動レベルの変化によるフィルタ演算の追従遅れにより、ノッキングを誤判定してしまうことを防止する。【解決手段】 内燃機関の気筒内が非燃焼状態から燃焼状態へ切り替わったことを判定する燃焼開始判定部101と、燃焼開始判定部101により内燃機関1の気筒内が非燃焼状態から燃焼状態へ切り替わったことが判定されたときに、所定のフィルタ係数切替期間が経過するまで、フィルタ係数切替要求を出力するフィルタ係数切替要求部102とを備え、フィルタ係数切替要求に基づいて、バックグランドレベル算出部104と標準偏差算出部105とのうち少なくとも一方でフィルタ演算に用いるフィルタ係数の値をフィルタ効果が弱まる側へ変更する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃機関に発生した振動を検出するノッキングセンサと、 前記内燃機関のクランク角度を検出するランク角度センサと、 所定のクランク角度期間において検出された前記振動に基づいて、前記所定のクランク角度期間における前記振動の振動レベルを特徴付ける特徴値を算出する特徴値算出部と、 前記特徴値と、前記特徴値を平均化するために用いる第1フィルタ係数と、に基づいて、前記特徴値のバックグラウンドレベルを算出するバックグランドレベル算出部と、 前記特徴値と、前記バックグランドレベルと、前記特徴値の標準偏差を算出するため用いる第2フィルタ係数と、に基づいて、前記特徴値の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、 前記バックグランドレベルと、前記標準偏差と、に基づいて、ノッキング判定用しきい値を算出するしきい値算出部と、 前記特徴値と、前記ノッキング判定用しきい値と、に基づいてノッキングの発生を判定するノッキング判定部と、 前記ノッキング判定部によりノッキングの発生が判定されたときに、前記特徴値と、前記バックグランドレベルと、前記ノッキング判定用しきい値と、に基づいて、ノッキング強度を算出するノッキング強度算出部と、 前記ノッキング強度に基づいて、前記内燃機関の点火時期のノッキングリタード量を算出するリタード量算出部と、 前記ノッキングリタード量に基づいて、点火時期を補正する点火時期補正部と、 前記内燃機関の運転状態を示す諸情報に基づいて、前記内燃機関の気筒内が非燃焼状態から燃焼状態へ切り替わったことを判定する燃焼開始判定部と、 前記燃焼開始判定部により前記内燃機関の気筒内が非燃焼状態から燃焼状態へ切り替わったことが判定されたときから、所定のフィルタ係数切替期間が経過するまでの間、フィルタ係数切替要求を出力するフィルタ係数切替要求部と、 を備え、 前記フィルタ係数切替要求部によるフィルタ係数切替要求に基づいて、下記の(1)と(2)のうちの少なくとも一方を行なうことを特徴とする内燃機関の制御装置。 (1)前記バックグランドレベル算出部は、前記第1フィルタ係数の値をフィルタ効果が弱まる側へ切り替えること。 (2)前記標準偏差算出部は、前記第2フィルタ係数の値をフィルタ効果が弱まる側へ切り替えること。
IPC (3件):
F02D 45/00 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153
FI (5件):
F02D45/00 368E ,  F02D45/00 368B ,  F02D45/00 368C ,  F02D45/00 368D ,  F02P5/15 D
Fターム (24件):
3G022CA01 ,  3G022DA02 ,  3G022DA07 ,  3G022EA02 ,  3G022EA08 ,  3G022GA01 ,  3G022GA12 ,  3G022GA13 ,  3G384AA01 ,  3G384AA06 ,  3G384BA24 ,  3G384CA01 ,  3G384CA22 ,  3G384DA27 ,  3G384DA55 ,  3G384EB04 ,  3G384EB08 ,  3G384EB10 ,  3G384EC01 ,  3G384ED07 ,  3G384FA33Z ,  3G384FA52Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA64Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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