特許
J-GLOBAL ID:201303061379555427

癌化情報提供方法および癌化情報提供装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 芝野 正雅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-083202
公開番号(公開出願番号):特開2013-212058
出願日: 2012年03月30日
公開日(公表日): 2013年10月17日
要約:
【課題】組織が癌のレベルに進行したことを精度良く捉えることができ、これに基づき細胞の癌化に関する情報を高い信頼性で提示可能な癌化情報提供方法および癌化情報提供装置を提供する。【解決手段】V11≦N/C比≦V12の細胞群から、この細胞群のうちDNA量がS期にある正常細胞が有するDNA量以上の細胞を抽出する(第1計数工程)。第1計数工程で得られる細胞数が閾値S1以上である場合(S107:YES)、フラグ1に「Cancer」をセットする。V13≦N/C比<V11の細胞群から、この細胞群のうちDNA量が2Cの細胞を抽出する(第2計数工程)。第1計数工程で得られる細胞数と第2計数工程で得られる細胞数との比を算出し、この比が閾値S2以上である場合(S111:YES)、フラグ2に「Cancer」をセットする。フラグ1、2の何れかが「Cancer」である場合(S113:YES)、要再検査の表示が行われる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
細胞の癌化に関する情報を提供する癌化情報提供方法であって、 上皮組織から採取された細胞を含む試料に含まれる、上皮組織において少なくとも基底細胞よりも表層側に存在する正常な細胞の数に関する情報を取得する数情報取得工程と、 取得した細胞の数に関する情報に基づいて、前記上皮組織において少なくとも基底細胞よりも表層側に存在する正常な細胞が目標個数含まれる測定試料を調製する工程と、 調製された測定試料に含まれる細胞のDNA量に関する第1データを取得するデータ取得工程と、 前記第1データに基づいて、細胞周期がG0期あるいはG1期にある正常細胞のDNA量を越えるDNA量を有する細胞の数を取得する第1取得工程と、 前記第1取得工程により取得された数に基づいて、細胞の癌化に関する情報を出力する出力工程と、を含む、 ことを特徴とする癌化情報提供方法。
IPC (2件):
C12Q 1/06 ,  G01N 15/14
FI (2件):
C12Q1/06 ,  G01N15/14 C
Fターム (4件):
4B063QA19 ,  4B063QQ05 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 2012年3月16日、[平成27年11月10日検索]
  • Br. J. Obstet. Gynaecol., 1996, 103(4), pp.359-365
審査官引用 (2件)
  • 2012年3月16日、[平成27年11月10日検索]
  • Br. J. Obstet. Gynaecol., 1996, 103(4), pp.359-365

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