特許
J-GLOBAL ID:201303061609410687

発振機械システムの振動数を自動調節するための回路およびこの回路を備えるデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-236337
公開番号(公開出願番号):特開2013-096991
出願日: 2012年10月26日
公開日(公表日): 2013年05月20日
要約:
【課題】ヒゲゼンマイを有するテンプ輪などの、発振機械システムの振動数を調節する自動調節回路を提供する。【解決手段】圧電素子23が、交流電圧VPを発生させるように発振ヒゲゼンマイ上に付され、また自動調節回路に接続され、これにより、交流電圧を整流し、交流電圧の周波数を調節する。整流された電圧は、自動調節回路に給電するためにコンデンサCc内に蓄電される。自動調節回路は、基準信号VRを供給するためにMEMS共振器16に接続された発振器段15、交流電圧の周波数を基準信号の周波数と比較するための手段、および比較手段からの結果に従って圧電素子に周波数適応信号VAを供給し、テンプ輪の振動数を調節するための周波数適応ユニット18を備える。自動調節回路の電子コンポーネントは、単一の電子モジュールを形成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
発振機械システム(2、3)の振動数を自動調節するための自動調節回路(10)であって、前記発振機械システムは、この発振機械システムの振動の後に交流電圧(VP)を発生させることができる圧電素子または電気活性ポリマー素子(23)を備え、前記自動調節回路は、前記圧電素子または電気活性ポリマー素子に接続されて、前記発振機械システムの振動数を適応させるように意図されており、前記自動調節回路は、 前記圧電素子または電気活性ポリマー素子によって発生した前記交流電圧(VP)を整流し、前記自己調節回路に電気を供給するために前記整流された電圧を少なくとも1つのコンデンサ(Cc)に蓄電するための整流器(11)と、 基準信号(VR)を供給するための、MEMS共振器(16)に接続されている発振回路を備える発振器段(15)と、 前記交流電圧(VP)の周波数を前記基準信号(VR)の周波数と比較するための比較手段(12、13、14、17)と、 前記発振機械システムの振動数を調節するために、前記圧電素子または電気活性ポリマー素子(23)に接続されて、前記比較手段(12、13、14、17)における前記比較の結果に基づき前記圧電素子または電気活性ポリマー素子に周波数適応信号(VA)を供給するように意図されている周波数適応ユニット(18)とを備え、且つ当該自動調節回路のすべての前記電子コンポーネントは、単一の電子モジュールを形成するために一緒にまとめられており、 前記比較手段(12、13、14、17)は、第1の決定された時間周期において前記圧電素子または電気活性ポリマー素子の前記交流電圧(VP)の第1の交番数をカウントし、第1のカウント信号(NP)を供給するための第1の交番カウンタ(12)と、前記第1の決定された時間周期に部分的に基づき第2の決定された時間周期において前記発振器段(15)によって供給される前記基準信号(VR)の第2の交番数をカウントし、第2のカウント信号(NR)を供給するための第2の交番カウンタ(14)と、前記第1のカウント信号を前記第2のカウント信号と比較し、前記比較の結果に基づき前記周波数適応ユニット(18)を制御するためのプロセッサ・ユニット(17)とを備えることを特徴とする 自動調節回路(10)。
IPC (2件):
G04B 17/00 ,  G04B 17/06
FI (2件):
G04B17/00 B ,  G04B17/06 Z

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