特許
J-GLOBAL ID:201303061793109129

スラストころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鎌田 直也 ,  中谷 弥一郎 ,  清水 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-060203
公開番号(公開出願番号):特開2013-194778
出願日: 2012年03月16日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】ラジアルころ軸受の軸方向の移動を規制することができる軸方向規制部を有するスラストころ軸受の、上記軸方向規制部の径方向の幅寸法の自由度と、保持器の生産性を高めることである。【解決手段】ころ1を保持する保持器2が、環状板部3に複数のポケット5を形成した構成とされ、その環状板部3の内周部に、軸方向に向く第1筒部9と、その第1筒部9の開口端縁に連設された内向きの円板部10と、その円板部10の内周縁に連設されて第1筒部9との間で環状溝12を形成する第2筒部11とで形成される断面コの字状の軸方向規制部8を設ける。その軸方向規制部8の環状溝12内にリング状の蓋部材13を圧入し、その蓋部材13と軸方向規制部8の円板部10の双方で、ラジアルころ軸受の軸方向への移動を規制できるようにして、スラストころ軸受の組付け時の方向性をなくし、軸方向規制部8の径方向の幅寸法の自由度を高める。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数のころと、そのころを保持する保持器とからなり、前記保持器が、断面コの字状の環状屈曲部を有する環状板部に、その環状屈曲部を横切るようにしてころ収容用の複数のポケットを周方向に間隔をおいて形成し、各ポケットの周方向で対向する側面の径方向両端部と中央部のそれぞれにころを抜止めする抜止め爪を設け、前記環状板部の内周部に軸方向規制部を設け、その軸方向規制部が、前記環状板部の内周に連設されて軸方向に向く第1筒部と、その第1筒部の開口端縁に連設された内向きの円板部と、その円板部の内周縁に連設されて前記第1筒部との間で環状溝を形成する第2筒部とからなるスラストころ軸受において、 前記軸方向規制部の環状溝内に、その開口を閉塞する環状の蓋部材を嵌合して抜止めしたことを特徴とするスラストころ軸受。
IPC (3件):
F16C 33/54 ,  F16C 19/30 ,  F16C 19/54
FI (3件):
F16C33/54 A ,  F16C19/30 ,  F16C19/54
Fターム (13件):
3J701AA12 ,  3J701AA13 ,  3J701AA24 ,  3J701AA27 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA53 ,  3J701AA62 ,  3J701AA83 ,  3J701BA35 ,  3J701BA45 ,  3J701BA47

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