特許
J-GLOBAL ID:201303063053915647

光コネクタ用のフェルール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-203103
公開番号(公開出願番号):特開2013-064846
出願日: 2011年09月16日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
【課題】充填した接着剤中に生じる気泡による光ファイバへの悪影響を防止できる光コネクタ用のフェルールを提供する。【解決手段】フェルール3は、外部に貫通しない光ファイバ穴7と、光ファイバ穴7の先端が開口する接着剤充填凹所6とを有する。接着剤充填凹所6における後方側の壁面6bに、光ファイバ穴7の頂部近傍が空間となるような縦溝(切欠き)15を形成する。接着剤を充填した時、光ファイバ穴7内の空気は接着剤により接着剤充填凹所6内に押し出されるが、光ファイバ穴7の開口部の頂部近傍が縦溝15により空間になっているので、光ファイバ穴7から押し出される空気は、光ファイバ穴の開口部付近に気泡として残らずに、光ファイバ2aから離れる。接着剤を加熱硬化させる際に、光ファイバ穴開口部付近で膨張する気泡により光ファイバ2aに圧力が作用することを防止でき、光損失の要因となることを防止できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外部に貫通しない光ファイバ穴と、この光ファイバ穴の先端が開口する接着剤充填凹所とを有する構造の透明樹脂製の光コネクタ用のフェルールであって、 前記接着剤充填凹所における前記光ファイバ穴が開口する側の壁面に、光ファイバ穴の頂部近傍が空間となるような切欠きを形成したことを特徴とする光コネクタ用のフェルール。
IPC (2件):
G02B 6/36 ,  G02B 6/42
FI (2件):
G02B6/36 ,  G02B6/42
Fターム (14件):
2H036JA02 ,  2H036KA02 ,  2H036QA12 ,  2H036QA13 ,  2H036QA18 ,  2H036QA22 ,  2H036QA23 ,  2H137AB04 ,  2H137BA15 ,  2H137BB25 ,  2H137CA13A ,  2H137CA15A ,  2H137CA75 ,  2H137CC01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-307409
  • 光コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-109375   出願人:株式会社フジクラ
  • 光コネクタ用フェルール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-146220   出願人:古河電気工業株式会社, 日本電信電話株式会社

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