特許
J-GLOBAL ID:201303064080494927

永久磁石の磁力と重力による永久回転運動機関

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-254377
公開番号(公開出願番号):特開2013-099238
出願日: 2011年11月04日
公開日(公表日): 2013年05月20日
要約:
【課題】数本のシャフトの回転運動を止まることなく永続的に回転し続けさせる事である。【解決手段】シャフト2の長さの差で得た重力で回転力を生み出したシャフト2の先端が最下点に達し回転力を失った時そのシャフト2の先端に装着した永久磁石3と半円形状に設置した永久磁石4とが反発しシャフト2を回転軸方向に押し込みながら且つ既に長くなっている他のシャフト2の重力による回転力を使い上方45°まで回転させる。すると最下点に向いていたシャフト2の長い部分は短くなり回転軸の反対側の短い部分のシャフト2は十分長くなり重力が得られ回転力を再度生み出すシャフト2となる。この運動が連続して行えるように同形のシャフト2数本をその中をシャフト2がスライドできる筒1に1本1本通しその筒1を回転軸5に間隔をあけて設置し回転運動を永続的に行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
この機関はシャフトを一定の間隔をあけて設置し、重力と永久磁石の磁力を活用し、シャフトを永続的に回転させることを目的とする。永久磁石の反発が十分活用できるようにシャフトの両先端部に永久磁石と落下重力が得られるように重りを装着する。シャフト1本1本が筒の中をスムーズに移動し、シャフトの長くなった部分が目的の長さに達するとその移動が止まるようにした筒を回転軸に固定する。シャフトを短い部分、長い部分になるように筒に通すと長い部分はその長さの差による重力が働き落下し回転力となる。1本のシャフトの先端が最下点に達すると回転力はなくなるが他の長いシャフトの重力による回転は保たれているのでその回転力を使い最下点にあるシャフトの先端が45°になるまで上方に回転させる。その際、半円形状になるように設置された永久磁石とシャフトの先端部に装着された磁石が反発しながらシャフトを押し上げ回転軸方向に筒の中をスライドしてシャフトの長い部分は短くなっていき、回転軸の反対側のシャフトの短い部分は回転軸の右上方に長くなっていく。最下点にあったシャフトの先端が45°に達すると回転軸の反対側のシャフトは十分長くなって重力が働き、落下し始め回転力となる。つまり回転力を使いきり力を失った長いシャフトそのものが45°回転する間に永久磁石の反発力により回転軸方向に短くなり回転軸の反対側の短い部分が長くなる。そこでシャフトの長短が入れ替わり、そのシャフトの長くなった部分は再度重力による回転力を得る。これにより一本のシャフトが360°回転する間に2度の重力による回転力を生み出させるのである。このシャフトを4本使用した場合は各シャフトが45°間隔になるように筒を回転軸に固定する。45°の間隔ずつに長くなった3本のシャフトは3本分の重力による回転力を得て回転力を失ったシャフトを45°上方に回転させ、その際永久磁石の反発力の助けを得て長いシャフトを回転軸方向に押し込み、再度重力による回転力を生じさせるシャフトとするのである。このようにして得られる回転力はシャフトを可能な限り長くしシャフトの長短の長さの差を大きくなるようにする事で増大する。且つシャフトの本数を増やして更に回転力を増大させることができる。この増大した回転力に対して、回転を妨げる反回転力はシャフト自身の重さプラス、シャフトを磁石が反発しながら押し上げる反発力の一部である。そこで回転力が反回転力を上回るのでシャフトは永続的に回転する。
IPC (1件):
H02N 11/00
FI (1件):
H02N11/00 X

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