特許
J-GLOBAL ID:201303064116179578

衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-117066
公開番号(公開出願番号):特開2013-241160
出願日: 2012年05月23日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】自動車衝突時の安全性とそのステアリングの操縦快適性の両立を図ることを課題とする。【解決手段】車体16に固定した上部支持ブラケット4aの支持板部18に、透孔25とその延長部29とを形成する。透孔25は二次衝突時に加わる衝撃荷重Fo の方向に、延長部29はステアリングコラム3aの軸方向にそれぞれ形成し、更に延長部29の溝壁は山谷形状を成す。アウターコラム13に固定の板支持ブラケット21に螺着したボルト26を、前記透孔25の後端部に挿通する。二次衝突時にボルト26は、透孔25の前端部に移動後延長部29に入り込み、その溝壁の山頂部を谷側に曲げ倒しながら変位しつつ山頂部引っ掛かり量を前半部から後半部へ向け徐々に大きくさせ後半部のエネルギー吸収量を増加させコラプスストロークを調整可能(短縮化)とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ステアリングコラムを車体に対して支持すると共に、衝突事故に伴う二次衝突の際にこのステアリングコラムを、運転者の身体からこのステアリングコラムに加えられた衝撃荷重を吸収しつつ自動車の進行方向前方に変位させる機能を有する衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置であって、左右1対の支持板部を有し、車体に固定される支持ブラケットと、これら1対の支持板部の内側面に対向する左右1対の被支持面を有し、ステアリングコラムの中間部に固定されて前記1対の支持板部の間に挟持される被支持ブラケットと、上記1対の支持板部に形成された透孔と、その透孔が水平方向若しくはステアリングコラムの軸方向に長く、前記各被支持面に結合固定された状態でこれら各透孔を挿通された結合部材とを備え、通常状態で前記各結合部材は、前記各透孔の後端部に存在しており、前記二次衝突に伴って前記各結合部材が各透孔の長さ方向に沿って前方へ変位するを許容する前記透孔を設けている衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置。
IPC (1件):
B62D 1/19
FI (1件):
B62D1/19
Fターム (3件):
3D030DC16 ,  3D030DE05 ,  3D030DE28

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