特許
J-GLOBAL ID:201303064153103760

管理装置、素材処理装置、完成ファイル生成装置、素材蓄積装置及びそのプログラム、並びに、並列処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-161830
公開番号(公開出願番号):特開2013-025668
出願日: 2011年07月25日
公開日(公表日): 2013年02月04日
要約:
【課題】本発明は、少ないデータ通信量でボトルネックの原因を判定でき、ワーカー端末600の状態に応じて処理量を動的に分配できる並列処理システム1を提供する。【解決手段】並列処理システム1は、1台のクライアント端末400と、1台の管理端末500と、1台の映像素材蓄積装置700と、2台の映像処理装置800A,800Bと、1台の完成映像出力装置900とを備え、管理端末500が、映像処理装置800A,800Bからのキュー報告を受信して、ボトルネック対処条件の判定及びボトルネック改善処理の実行によって、同期信号の周期及び速度比を変更して完成映像出力装置900に送信する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
素材を処理して完成ファイルを生成するための素材ファイルを蓄積する処理装置である素材蓄積装置と、前記素材蓄積装置に蓄積された素材ファイルを加工する処理装置である素材処理装置と、前記素材処理装置で加工された素材ファイルから完成ファイルを生成する処理装置である完成ファイル生成装置と、前記素材ファイルから前記完成ファイルを生成する一連のタスクの実行を、少なくとも前記素材処理装置が2台以上で並列化されるように前記処理装置に命令する管理装置と、を備える並列処理システムの前記管理装置であって、 複数の前記処理装置の中で前記タスクを実行する前記素材蓄積装置と前記完成ファイル生成装置とを特定する特定情報と、前記タスクの目標速度と、前記素材ファイルの分割単位であるチャンクのサイズとが予め記述されたタスク記述情報を受信するタスク受信手段と、 前記特定情報に基づいて、複数の前記処理装置から前記素材蓄積装置と前記完成ファイル生成装置を決定し、予め設定された装置選択規則に基づいて、前記複数の処理装置から前記素材処理装置を決定し、前記チャンクのサイズを前記目標速度で除算した値を前記素材ファイルの要求周期である同期信号の周期として算出し、予め設定された速度比算出規則に基づいて、前記素材処理装置における加工処理量の分配比である前記素材処理装置ごとの速度比を算出するタスク実行手段と、 前記タスク実行手段が決定した処理装置に前記素材蓄積装置と前記素材処理装置と前記完成ファイル生成装置として前記タスクを実行することを命令し、前記タスク実行手段によって算出された同期信号の周期と前記速度比とを前記完成ファイル生成装置に送信する命令手段と、 前記タスクを実行する前記処理装置から、当該処理装置に備えられたキューが予め設定されたキュー状態であることを示すキュー報告を受信するキュー報告受信手段と、を備え、 前記タスク実行手段は、前記キュー報告受信手段が受信したキュー報告に基づいて、前記キュー状態ごとに予め設定されたボトルネック対処条件を満たすか否かを判定し、 前記命令手段は、前記タスク実行手段によって前記ボトルネック対処条件を満たすと判定された場合、少なくともボトルネックになる前記素材処理装置の加工処理量を低減するような、当該ボトルネック対処条件ごとのボトルネック改善処理を行うことを特徴とする管理装置。
IPC (1件):
G06F 9/50
FI (2件):
G06F9/46 465E ,  G06F9/46 465D
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る