特許
J-GLOBAL ID:201303064599069026

ヒト胚性幹細胞から、高収率で、神経前駆細胞、神経細胞及び機能性ドーパミン神経細胞を生成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 関根 武 ,  渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-037092
公開番号(公開出願番号):特開2013-135685
出願日: 2013年02月27日
公開日(公表日): 2013年07月11日
要約:
【課題】ヒト胚性幹細胞から、高効率で、神経前駆細胞、神経細胞及びドーパミン神経細胞への分化を誘導する方法の提供。【解決手段】胚性幹細胞を5乃至21日間培養して得た胚様体のうち、嚢胞性の胚様体を除去し、残りをマトリゲル、ラミニン、またはL-ポリオルニチンがコートされた培養皿に付着した後、5乃至7日間、0.5 X N-2添加剤を添加した培地で培養し、神経系以外の細胞の成長を抑制させる段階を含む、方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)胚性幹細胞を5乃至21日間培養して得た胚様体のうち、嚢胞性の胚様体を除去し、残りをマトリゲル、ラミニン、またはL-ポリオルニチンがコートされた培養皿に付着した後、5乃至7日間、0.5 X N-2添加剤を添加した培地で培養し、神経系以外の細胞の成長を抑制させる段階と、 (b)N-2及びbFGFを添加した培地で、3乃至7日間増殖された胚様体由来細胞群からニューロン特異的な構造物を切除及び分離する段階と、 (c)前記切除されたニューロン特異的な構造物から作られた球状神経前駆細胞を培養する過程において発生する線維芽細胞様細胞と嚢胞構造を除去し、球状神経前駆細胞内で増殖されたニューロン特異的な構造物のみを分離する段階と、 (d)前記(c)の過程を最小4回以上繰り返し、球状神経前駆細胞の純度を高め、増殖する段階とを含むヒト胚性幹細胞から、高収率及び高純度で、神経前駆細胞の分化を誘導し、これを増殖させる方法。
IPC (1件):
C12N 5/079
FI (2件):
C12N5/00 202T ,  C12N5/00 202S
Fターム (14件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4B024DA03 ,  4B024HA08 ,  4B024HA11 ,  4B065AA90X ,  4B065AC20 ,  4B065BB04 ,  4B065BD14 ,  4B065CA44
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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