特許
J-GLOBAL ID:201303065524377023

乗客コンベアの耐震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-093977
公開番号(公開出願番号):特開2013-220901
出願日: 2012年04月17日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】既設の乗客コンベアの耐震性を向上させる改造を容易に行える耐震装置の提供。【解決手段】アングル7の板部7aから建築構造部8の方向に延びて板部7aに固定されたベース部材21を備え、このベース部材21には、トラス3の方向、建築構造部8の方向に移動可能な可動部材22と、トラス3の方向への可動部材22の移動の限界位置を規定する第1の受止め部材25と、建築構造部8の方向への可動部材22の移動の限界位置を規定する第2の受止め部材26と、可動部材22と第1の受止め部材25との間に位置し可動部材22を建築構造部8に押し付ける弾性部材27とが設けられ、可動部材22が弾性部材27により建築構造部8に押し付けられた状態において、可動部材22と第1の受止め部材25の間にトラス3の方向への可動部材22の移動を許容する間隔S2が形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
トラスと、このトラスの端部に設けられて建築構造部に支持されるL字状のアングルとを備え、前記アングルにおいて前記L字の一辺を成す一方の板部は鉛直な状態で前記トラスに固定され、前記L字の他辺を成す他方の板部は水平な状態で前記建築構造部の上面に支持され、前記アングルの前記一方の板部と前記建築構造部とが水平方向に間隔をあけて位置する乗客コンベアに適用され、前記トラスと前記建築構造部との間に介在する乗客コンベアの耐震装置において、 前記アングルの前記一方の板部から前記建築構造部の方向に延びて位置し、前記アングルの前記一方の板部に固定されたベース部材と、 前記ベース部材に設けられ、前記トラスの方向および前記建築構造部の方向に移動可能な可動部材と、 前記ベース部材に設けられ、前記トラスの方向への前記可動部材の移動の限界位置を規定する第1の受止め部材と、 前記ベース部材に設けられ、前記建築構造部の方向への前記可動部材の移動の限界位置を規定する第2の受止め部材と、 前記ベース部材に設けられ、前記可動部材と前記第1の受止め部材との間に位置して前記可動部材を前記建築構造部に押し付ける弾性部材と、 前記可動部材は前記弾性部材により前記建築構造部に押し付けられた状態に保持され、その状態において前記可動部材と前記第1の受止め部材との間には、前記トラスの方向への前記可動部材の移動を許容する間隔が形成されている ことを特徴とする乗客コンベアの耐震装置。
IPC (2件):
B66B 23/00 ,  B66B 29/00
FI (2件):
B66B23/00 B ,  B66B29/00 J
Fターム (2件):
3F321AA04 ,  3F321CD20

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