特許
J-GLOBAL ID:201303065680317162

プロピレンオキサイドの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-118814
公開番号(公開出願番号):特開2013-227321
出願日: 2013年06月05日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
【課題】プロピレンの接触気相酸化反応によって製造されるプロピレンオキサイド(PO)混合物から、不活性な酸化反応成分を除去して、POを回収する方法の提供。【解決手段】吸収塔で、酸化反応物を希薄な水性吸収剤と接触させて、大部分の不活性成分を除去し、PO濃厚吸収液を製造し、その後、放散塔10で、前記濃厚吸収液をストリップガスと接触させる方法であって、以下の工程を含む方法:(A)前記放散塔10の塔頂物13を冷却して、部分的に凝縮させる工程20、(B)凝縮物と気体分画とに相分離する工程30、(C)前記凝集物31と前記気体分画32を独立して別々に冷却する工程40,50、(D)PO再吸収塔60で、前記凝集物61と前記気体分画51を向流的に接触させる工程、及び(E)前記再吸収塔60から、塔頂物として不活性排出物63を、塔底物として実質的に不活性成分を含まない水性PO分画62を、排出する工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プロピレンの接触気相酸化反応によって製造されるプロピレンオキサイド混合物から、不活性な酸化反応混合成分を除去して、プロピレンオキサイドを回収する方法であって、 吸収塔で、酸化反応排出物を希薄な水性吸収剤と接触させることで、大部分の不活性成分を除去して、プロピレンオキサイド濃厚吸収液を調製し、その後、放散塔で、前記プロピレンオキサイド濃厚吸収液をストリップガスと接触させる方法であって、 以下の工程を含む方法: (A)前記放散塔の塔頂物を冷却して、部分的に凝縮させる工程、 (B)前記部分的に凝集した放散塔の塔頂物を、凝縮物と気体分画とに相分離する工程、 (C)前記凝集物と前記気体分画を独立して別々に11°C〜35°Cの温度に冷却する工程、 (D)プロピレンオキサイド再吸収塔で、前記冷却された凝集物と前記冷却された気体分画の少なくとも一部とを向流的に接触させる工程、及び (E)前記再吸収塔から、塔頂物として不活性排出物を、塔底物として実質的に不活性成分を含まない水性プロピレンオキサイド分画を、排出する工程。
IPC (3件):
C07D 301/08 ,  C07D 303/04 ,  B01J 23/89
FI (3件):
C07D301/08 ,  C07D303/04 ,  B01J23/89 Z
Fターム (12件):
4C048AA01 ,  4C048BB02 ,  4C048CC01 ,  4C048XX03 ,  4G169AA02 ,  4G169BB04A ,  4G169BC01 ,  4G169BC08 ,  4G169BC31 ,  4G169BC70 ,  4G169CB09 ,  4G169DA05

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