特許
J-GLOBAL ID:201303066866437067

ナノコンポジット熱電変換材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-138536
公開番号(公開出願番号):特開2013-008722
出願日: 2011年06月22日
公開日(公表日): 2013年01月10日
要約:
【課題】ゼーベック係数を高めることにより、フォノン散乱効果のみでは到達できなかった高い熱電特性を有するナノコンポジット熱電変換材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】熱電変換材料の複数の構成元素の塩を配合する際に、構成元素のうち半導体である1種の構成元素の塩を化学量論組成に対して過剰量に配合し、還元剤と混合して各構成元素のナノ粒子を含むスラリーとし、これを水熱合成して、化学両論組成の部分を合金化させて熱電変換材料のナノ粒子を形成するとともに、半導体である1種の構成元素のナノ粒子を作成し、得られたナノ粒子の混合粉末を焼結して、熱電変換材料からマトリクス中に半導体ナノ粒子が分散した前躯体を作成し、前躯体を熱間強加工することにより半導体ナノ粒子を塑性変形させて、熱電変換材料の電気伝導面内にかつ電気伝導方向に配向して配列した半導体ナノワイヤーを形成する、ナノコンポジット熱電変換材料の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱電変換材料の複数の構成元素の塩を配合する際に、構成元素のうち半導体である1種の構成元素の塩を化学量論組成に対して過剰量に配合した溶液を作成する工程、 上記溶液を還元剤と混合して上記各構成元素のナノ粒子を含むスラリーを作成する工程、 上記スラリーを水熱合成して、上記化学両論組成の部分を合金化させて熱電変換材料のナノ粒子を形成するとともに、上記半導体である1種の構成元素のナノ粒子を作成する工程、 得られたナノ粒子の混合粉末を焼結して、熱電変換材料からマトリクス中に半導体ナノ粒子が分散した前躯体を作成する工程、および 上記前躯体を熱間強加工することにより上記半導体ナノ粒子を塑性変形させて、上記熱電変換材料の電気伝導面内にかつ電気伝導方向に配向して配列した半導体ナノワイヤーを形成する工程 を含むナノコンポジット熱電変換材料の製造方法。
IPC (3件):
H01L 35/34 ,  H01L 35/14 ,  H01L 35/16
FI (3件):
H01L35/34 ,  H01L35/14 ,  H01L35/16

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