特許
J-GLOBAL ID:201303068715750009
防波構造物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 佐伯 義文
, 川渕 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-236070
公開番号(公開出願番号):特開2013-092017
出願日: 2011年10月27日
公開日(公表日): 2013年05月16日
要約:
【課題】想定規模を超える津波に対しても破壊されてしまうことなく可及的に粘り強く防波機能を発揮し得るフェイルセーフ機能を備えた防波構造物を提供する。【解決手段】護岸構造物11の上部に断面形状が円弧状の凹面座12aを設置して該凹面座上に断面形状が円形の堤体13を陸側および海側に転動可能に配置する。堤体は凹面座の中心部を原位置としてそこに配置され、想定規模の津波に対して自重により波圧に抵抗して原位置において防波機能を発揮し、かつ想定規模を超える津波により凹面座上において原位置から陸側に転動するとともに引き波時には海側に転動して防波機能を維持し、津波終息後は自重によって原位置に復帰する。堤体は原位置に配置されている状態においてその重心14の位置が回転中心位置よりも低い位置に設定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
大規模な津波に対する防波機能を有するとともに、想定規模を超える津波によっても破壊されないフェイルセーフ機能を備えた防波構造物であって、
海岸線に沿って設けた護岸構造物の上部に断面形状が円弧状の凹面座を設置して、該凹面座上に断面形状が円形の堤体を陸側および海側に転動可能に配置してなり、
前記堤体は前記凹面座の中心部を原位置としてそこに配置されることにより、想定規模の津波に対して該堤体の自重により波圧に抵抗して原位置において防波機能を発揮可能とされ、かつ該堤体は想定規模を超える津波およびその引き波の波圧により前記凹面座上において原位置から陸側および海側に転動して防波機能を維持するとともに、津波終息により自重によって原位置に復帰可能とされていることを特徴とする防波構造物。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
2D118AA01
, 2D118AA05
, 2D118AA11
, 2D118BA03
, 2D118BA05
, 2D118CA02
, 2D118CA03
, 2D118DA08
, 2D118GA07
, 2D118JA05
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