特許
J-GLOBAL ID:201303069680040743

液体金属冷却原子炉、例えばRNR-Na又はSFR原子炉から取り出されるようになった使用済み燃料集合体の残留パワーを測定する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-086072
公開番号(公開出願番号):特開2013-213823
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2013年10月17日
要約:
【課題】液体金属で満たされた原子炉容器から取り出されるようになった使用済み燃料集合体の残留パワーを現場で測定する装置を提供する。【解決手段】測定装置(18)は、不活性ガスを収容する二重壁としての内側及び外側の壁(19A,19B)を備えたポット(19)を有し、内側の壁は、使用済み燃料集合体を導入させる第1の開口部(190 )、使用済み燃料集合体の足(62)だけを導入させる第2の開口部(191 )及び足を除く使用済み燃料集合体を収容する空間(192 )を画定し、測定装置は、使用済み燃料集合体中を循環している液体金属の流量を測定するのに適した流量計(20)と、使用済み燃料集合体の足及びその反対側の開口端部に近接して位置する液体金属の温度を測定する第1及び第2温度測定手段(21,22)とを更に有する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
使用済み燃料集合体(6)の残留パワーの測定装置(18)であって、前記燃料集合体(6)は、液体金属で満たされた容器(2)から取り出されるようになっており、前記燃料集合体(6)は、その端部のうちの一方に足形成部分(62)を有し、前記足形成部分(62)は、前記液体金属が前記燃料集合体(6)内でその反対側の開口端部(610)まで循環することができるようにする少なくとも1つの開口部(621)を備え、前記測定装置(18)は、 -長手方向軸線Xに沿って細長い形態をしていると共に不活性ガスを収容するよう二重壁として配置されている2つの壁(19A,19B)を備えたポット(19)を有し、内側の壁(19A)は、前記燃料集合体を挿通状態で導入させる第1の開口部(190)、前記燃料集合体の前記足(62)だけを挿通状態で導入させる第2の開口部(191)及び前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に設けられていて、前記燃料集合体をその前記足を別として前記燃料集合体が前記長手方向軸線Xに沿って延びる状態で収容する空間(192)を画定すると共に/或いは外側の壁(19B)は、前記燃料集合体の前記足を介して前記液体金属の導入を可能にするよう前記第2の開口部(191)に近接して配置されており、 -前記ポットに結合されていて前記燃料集合体中を循環している前記液体金属の流量を測定するのに適した流量計(20)を有し、 -前記ポットに結合されていて、それぞれ前記燃料集合体の前記足及びその前記反対側の開口端部に近接して位置する前記液体金属の温度を測定するのに適した第1(21)及び第2(22)の温度測定手段を有する、測定装置。
IPC (1件):
G21C 17/10
FI (1件):
G21C17/10 Z
Fターム (7件):
2G075AA07 ,  2G075BA16 ,  2G075CA38 ,  2G075DA03 ,  2G075DA05 ,  2G075DA20 ,  2G075FC19

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