特許
J-GLOBAL ID:201303069847946847

物体識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小根田 一郎 ,  村上 太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-005112
公開番号(公開出願番号):特開2013-145441
出願日: 2012年01月13日
公開日(公表日): 2013年07月25日
要約:
【課題】 撮像された画像に基づいて各物体を識別するにあたり、その物体と背景とを自動的に分離処理して識別対象の物体を確実に切り出し得る物体識別装置を提供する。【解決手段】 物体としてのパンを載せたトレーの背後からバックライトを照射した状態でパン及びトレーを撮像し、撮像したカラーデジタル画像をLab色空間のL軸成分により表したL画像に変換し(S11)、L画像に基づきCannyエッジ画像を作成し(S12)、輪郭抽出を行う(S13)。そして、パン領域の判別を行って背景領域から切り出してマスク画像を出力する(S14,S15)。切り出したパン領域に基づいて、予め登録した特徴量との対比でパンの種類等を識別する。パン領域の判別を、Lab色空間における色の距離の大小如何、色の分散の大小如何により行う。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
トレーに載置された物体について撮像手段により撮像されたカラーデジタル画像を取り込み、このカラーデジタル画像を画像認識することにより前記物体の種類を識別する画像処理手段を備えた物体識別装置であって、 前記撮像手段により撮像される際に前記トレーの背後からバックライトを照射するためのバックライト光源を備え、 前記トレーは前記バックライトを前記撮像手段の側に透過させるよう少なくとも半透明に形成され、 前記画像処理手段は、前記バックライト光源からバックライトが照射された状態で前記トレーの少なくとも一部を背景に含んで前記物体の全体を撮像し、撮像したカラーデジタル画像に含まれる物体に属する領域を背景領域から切り出して分離する背景分離処理部を備え、この背景分離処理部により分離された前記物体が属する領域毎に前記物体の種類についての識別処理を実行するように構成され、 前記背景分離処理部は、前記カラーデジタル画像から明度を基準とする画像に変換し、この明度を基準にした変換画像に基づき前記物体と背景との境界線である輪郭線を抽出し、この輪郭線に基づいて背景領域から前記物体が属する領域を切り出すように構成されている ことを特徴とする物体識別装置。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G06T 7/60
FI (2件):
G06T7/00 100C ,  G06T7/60 300A
Fターム (13件):
5L096AA02 ,  5L096BA18 ,  5L096CA02 ,  5L096CA18 ,  5L096FA02 ,  5L096FA06 ,  5L096FA15 ,  5L096GA02 ,  5L096GA38 ,  5L096GA41 ,  5L096HA09 ,  5L096JA11 ,  5L096JA22
引用特許:
審査官引用 (3件)

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