特許
J-GLOBAL ID:201303070205740631

車両用液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  田川 孝由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-066989
公開番号(公開出願番号):特開2013-199139
出願日: 2012年03月23日
公開日(公表日): 2013年10月03日
要約:
【課題】バイワイヤ式の車両用ブレーキ装置におけるブレーキ操作フィーリングの悪化の問題を解消する。【解決手段】ハウジング16内に入力ピストン14と第2液室C2に導入される液圧を受けて作動するピストン18aとを隔壁17a及び第1液室C1を介して相互に移動自在に設ける。ピストン18aの内部に第4液室C4から第1液室C1に至るチェックバルブ21を介在した連通路20を形成する。第2液室C2に導入された液圧によってピストン18aが前進すると、第4液室C4の容積が縮小し第1液室C1に容積拡大が生じるため、一早く、連通路20を介して第4液室C4内のブレーキ液は第1液室C1に逃げるとともに、電磁開閉弁3を介在した配管30を介して同ブレーキ液が第1液室C1に逃げて、第4液室C4の容積縮小による第1液室C1の拡張による第1液室C1の液圧変動、即ち、ブレーキペダルに加わるブレーキの操作反力の変動が抑制され、ブレーキの操作フィーリングの悪化が防止される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高圧の液圧源(6)から供給される液圧を、調圧装置(7)でドライバーのブレーキ操作に応じた値、又は、電子制御装置(9)が設定した目標制動力を得るのに必要な値に調圧し、その調圧後の液圧でマスタシリンダ(15)を作動させてブレーキ液圧を発生させ、そのブレーキ液圧をホイールシリンダ(4)に向けて供給するバイワイヤ式の車両用液圧ブレーキ装置であって、 ハウジング(16)内に、ブレーキ操作力を受けて前進する入力ピストン(14)と、上記調圧によって前進するマスタピストン(18a)とをハウジング(16)内面の隔壁(17a)及び第1液室(C1)を介して相互に移動自在に設け、そのマスタピストン(18a)はその後端に前記隔壁(17a)に液密に移動自在に貫通して前記第1液室(C1)に突出する小径部(18c)を有し、その小径部(18c)の突出するマスタピストン後端面と前記隔壁(17a)との間に上記調圧液が流入する第2液室(C2)を形成し、さらに、マスタピストン(18a)とハウジング(16)の間に第4液室(C4)を設け、その第4液室(C4)と前記第1液室(C1)とを連通する連通路(20)をマスタピストン(18a)の内部に形成するとともに、前記第1液室(C1)と第4液室(C4)とを電磁開閉弁(3)を介在した配管(30)で連通し、前記連通路(20)に第1液室(C1)と第4液室(C4)との液圧平衡機構(21、22、23)を設けた車両用液圧ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 13/68 ,  B60T 8/17 ,  B60T 11/16
FI (3件):
B60T13/68 ,  B60T8/17 C ,  B60T11/16 Z
Fターム (33件):
3D047BB11 ,  3D047CC11 ,  3D047CC13 ,  3D047FF16 ,  3D047GG03 ,  3D047HH10 ,  3D048BB25 ,  3D048CC10 ,  3D048DD02 ,  3D048HH14 ,  3D048HH15 ,  3D048HH16 ,  3D048HH26 ,  3D048HH37 ,  3D048HH50 ,  3D048HH55 ,  3D048HH66 ,  3D048HH68 ,  3D048RR06 ,  3D048RR35 ,  3D246BA02 ,  3D246CA02 ,  3D246DA01 ,  3D246GA04 ,  3D246GB37 ,  3D246LA05A ,  3D246LA05B ,  3D246LA33B ,  3D246LA41B ,  3D246LA73A ,  3D246LA73B ,  3D246LA76A ,  3D246LA76B

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