特許
J-GLOBAL ID:201303070842743016

ショウガオールとカプリン酸を含む抗カンジダ活性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-087908
公開番号(公開出願番号):特開2013-194051
出願日: 2012年03月21日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】皮膚や粘膜のカンジダ症、とくに高齢者の口腔カンジダ症や女性の膣カンジダ症は、いずれも患者数が多く、かつ再発しやすい感染症である。カンジダは常在性真菌であり、また抗真菌剤による治療は、副作用や耐性菌出現のリスクがあって長期間の使用は限定されるため、再発を抑えることは困難である。それらのカンジダ症を含む皮膚、粘膜のカンジダ症に対し、従来の発明品よりも効果が高く、副作用や耐性菌のリスクを心配せず長期間の使用が可能であり、また患者が入手しやすく使用しやすい新たな抗カンジダ活性組成物を提供する。【解決手段】香味植物の成分であるショウガオール、および乾燥生薬の成分であり、また食品添加物でもあるカプリン酸は、いずれも単独で抗カンジダ活性を示すが、両者を併用すると相乗作用を発揮し、それによって効果を著しく高めることができる。またショウガオールやカプリン酸は、いずれも高純度の製品を得ることが容易であり、かつ食品への利用も認められている。したがって医薬品から食品まで幅広い製品に応用することが可能であり、実用化された場合は、患者は容易にいずれかの製品を入手し使用することができる。口腔カンジダ症や膣カンジダ症は、再発を繰り返しやすいが、植物成分や食品添加物を含む組成物であれば、抗真菌剤適用によって生ずるリスクを心配せず、患者は安心して利用することができる。また、同等の効果レベルで比較すれば、相乗作用を活用した本発明品においては、各成分の添加量を大幅に下げることが可能であり、風味を重視する食品産業においては、配合の自由度が増して応用製品の拡大に結びつく。【選択図】なし
IPC (6件):
A61K 31/121 ,  A61K 31/20 ,  A61P 43/00 ,  A61P 31/10 ,  A61P 17/00 ,  A61P 1/02
FI (6件):
A61K31/121 ,  A61K31/20 ,  A61P43/00 121 ,  A61P31/10 ,  A61P17/00 ,  A61P1/02
Fターム (12件):
4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206CB14 ,  4C206DA03 ,  4C206MA02 ,  4C206MA04 ,  4C206NA05 ,  4C206NA14 ,  4C206ZA67 ,  4C206ZA89 ,  4C206ZB32 ,  4C206ZC75
引用文献:
審査官引用 (3件)

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