特許
J-GLOBAL ID:201303071209603732

複合弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-273975
公開番号(公開出願番号):特開2013-124723
出願日: 2011年12月15日
公開日(公表日): 2013年06月24日
要約:
【課題】小流量領域の流量制御精度の向上と制御可能流量の増大化(圧力損失の低減化)との両立を図れ、第2弁体が不所望に開かれることを防止できる複合弁を提供する。【解決手段】第1弁室11と第2弁室21とを連通する連通路29と、第2弁室21と流出口6とを連通する第2弁口23と、背圧室16と流出口6とを連通するパイロット通路19と、が設けられ、小流量制御用の第2弁体24のリフト量が所定量Tc以下のときは、パイロット弁体20によりパイロット通路19が閉じられるとともに、大流量制御用の第1弁体15により第1弁口13が閉じられて、第2弁体24のリフト量に応じて流量が制御される小流量制御状態をとり、第2弁体24のリフト量が所定量Tcを超えると、弁軸25の上昇に伴ってパイロット弁体20が上昇せしめられてパイロット通路19を開き、これに伴い第1弁体15が第1弁口13を開く大流量制御状態をとるように構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1弁体と、第2弁体が設けられた弁軸と、該弁軸を昇降させるための昇降駆動手段と、前記弁軸の昇降動作を利用して開閉駆動されるパイロット弁体と、流入口及び流出口が設けられた弁本体と、を備え、 前記弁本体における前記流入口と流出口との間に、前記第1弁体が摺動自在に嵌挿されるとともに、該第1弁体により背圧室と第1弁室とに仕切られた嵌挿室と、前記第1弁室に開口する第1弁口と、前記パイロット弁体及び第2弁体が昇降可能に配在された第2弁室と、前記流入口ないし第1弁室と前記第2弁室とを連通する連通路と、前記第2弁室と前記流出口とを連通する第2弁口と、前記背圧室と前記流出口とを連通するパイロット通路と、が設けられ、 前記第1弁体と前記第2弁体とは同一方向に昇降するように配在されるとともに、相互に所定距離だけ離隔せしめられており、 前記第2弁体のリフト量が所定量以下のときは、前記パイロット弁体により前記パイロット通路が閉じられるとともに、前記第1弁体により前記第1弁口が閉じられ、前記第2弁体のリフト量に応じて流量が制御される小流量制御状態をとり、前記第2弁体のリフト量が前記所定量を超えると、前記弁軸の上昇に伴って前記パイロット弁体が上昇せしめられて前記パイロット通路を開き、これに伴い前記第1弁体が前記第1弁口を開く大流量制御状態をとるように構成された複合弁。
IPC (1件):
F16K 31/40
FI (1件):
F16K31/40 B
Fターム (9件):
3H056AA01 ,  3H056BB24 ,  3H056BB32 ,  3H056CA02 ,  3H056CB03 ,  3H056CB08 ,  3H056CC12 ,  3H056CD06 ,  3H056EE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第4416528号

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